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いいなづけ 第三作目 -あとがき- 

Category : SS( いいなづけ 【3】 )
『いいなづけ』シリーズ第三作目でした。
今回は二人のお母さん達のお話です。

二人が子供の頃は半分冗談。
二人が高校生になって今は完全「本気」

「他の人はお母さん絶対認めません!」みたいな両家の母…。

「いいなづけ 母親達の場合」を読んで頂きありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

いいなづけ -02- 母親達の場合

Category : SS( いいなづけ 【3】 )
「ちょっと、ちょっと。どこまで本気なの?」
ちょっと笑いながらも、目の前にいる娘と同じ綺麗な長い黒髪を後ろで結ったママ友にそう聞いてみる。
「あら、全部本気よ。そちらはどうかしら?」
「えっ、そりゃもちろん澪ちゃんなら申し分ないわ。とゆうか律にはもったいないわよー」
「なら問題ないじゃない。当人達もそのつもりだし、私達もOK」
「子供の言う事よ。どこまで本気なんだか…」
ふふふ。と澪の母親。

優雅に微笑む目の前の友人に、少しあきれる律の母親だったが。
少し真面目に考えてみても、これはけっして悪い話ではないような気がしてきた。
「うーん。そうねー。悪くはないかもしれないけど」
「でしょー」
少し目線を上にあげ考え込んでいた律の母親が、突然おもしろいイタズラを思いついた子供のような顔をした。その顔は時々澪にイタズラをしかけるりっちゃんの顔とそっくりだわ、と澪の母親は内心で二人が確かに親子であることを納得した。

「…許嫁にしちゃいましょうか?」
「許嫁?親同士が決めておくっていうあれ?」
「そう!幼い頃からの親同士が決めた許嫁。まあ、一応当人達の意思も確認してる事だし」
当人達の確認はおままごとの延長上かもしれないけれど。
「なんか素敵な感じじゃない、そういうの」と律の母親は楽しそう。
「そうね。悪くないわね」と澪の母親も乗り気だ。
「じゃあ、決定ね」
「うん、そうしましょう」

これからは親戚付き合いでよろしくー。わかったわ。なんだか嬉しいわー。

母親達の能天気なようで、どこか真面目な会話はしばらく続いた。

とりあえず…。
母親達が部屋で遊んでいる二人を呼んだ。
「なにー」と律がまた澪の手を引っ張ってくる。
「さっきの話だけど、律が旦那様で、みおちゃんがお嫁さんになるのね」
「「うん」」
即答する二人。ニコニコ笑う母親達。
「じゃあ、二人は将来結婚するという事でいいのね」
「えーと、…けっこん。うん!」
「…うん」
いま一つ、結婚の意味がわかっているのだろうか。
澪の母親は多少疑問に思ったが、まあとりあえず二人の了承は取れた。

「ママ達もそれがいいと思うの。じゃあ、二人は今日から許嫁ね。」
「「いいなずけ?」」
始めて聞く言葉に二人は不思議そうだ。
どうでもいいけど、さっきからよく合っているわね、二人共。
そう感心する二人の母親。
「そう。将来結婚する事を約束した二人の事をそう言うの。りっちゃんも澪も大人になったら結婚するんでしょう」
律と澪はお互いに顔を向けて目を合わせる。
またもや二人は声を合わせて「「うん」」とうなずく。

「なら二人は今日から「いいなずけ」ね。いい?」
「わかったー!!いいなずけー!いいなずけー!」
律が嬉しそうにぴょんぴょん跳ねた。
「はーい」
澪は元々律のように感情を表に表すタイプではない。
だけど律が嬉しそうに跳ねるのを見て、自分も嬉しそうに笑っていた。
わかっているのかしら…。
と、ちょっと心配になった母親達だが「まあそれはそれ」とばかりに、嬉しそうな娘達を見て自分達も笑うのだった。

それは桜咲く春も近づいた暖かい日の出来事…。

end

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

いいなづけ -01- 母親達の場合

Category : SS( いいなづけ 【3】 )
木漏れ日が差し込む部屋の中。
二人の女の子がなにやらおままごとに興じている。
キャッ、キャッ、と笑い声が絶えない。
部屋と隣接するリビングに置いてあるテーブルの椅子に座って、子供たちを微笑ましく見つめる女性が二人。

「ふふ、本当に仲いいわねえ、あの子達」
「ほんと、放っておいたらいつまでも遊んでるわよ、きっと」
手に紅茶を持って優雅にティータイムを楽しんでいる二人。
彼女達は無邪気に遊ぶ女の子達の母親。

「いつも仲よくしてもらって本当にありがたいわ。澪は人見知りでなかなか仲のいいお友達ができなくて、一人で家にこもりっきりの事が多かったから心配していたの。りっちゃんがお友達になってくれてから外にもよく遊びにいくようになったし」
「あら、それなら私の方がお礼言わなきゃ。律も女の子なのに男の子の遊びばっかりで、落ち着きがなくて困ってたんだけど、澪ちゃんと遊ぶようになってから家でもちょっと大人しくなって優しくなった感じ」
あらそう。ええ。と母親達は嬉しそう。

幼稚園から一緒だったが性格が正反対で、およそ仲良くなりそうにもないと思っていた二人が、小学生になってから急に仲良くなって互いの家によく遊びにくるようになった。それが我が子にいい影響を与えているのを二人の母親は大変嬉しく思っている。

「りっちゃんはいい子よ。元々優しくて気遣いのできる子なのよ。ちょっと元気があり余っているだけ。でもそこがいいのね」
「澪ちゃんもとっても可愛くていい子だわ。頭も良くて将来が楽しみね」
子供を介して知り合った母親同士も今は大変仲がいい。
頻繁に互いの家でお茶をして、育児や家の事を相談する仲になっていた。

穏やかに話し合う母親達の前に、娘たちが手を繋いでかけてきた。
「あのね、あのね!私ね、大きくなったらみおちゃんの旦那様になるの!!」
律が興奮気味に自分の母と、澪のママに高らかに宣言した。
「あの、私も、りっちゃんのお嫁さんになる…」
横でニコニコ笑って繋いだ手を振る律をチラチラ見ながら、澪も照れながらもそう宣言。

「あらあら」
「まあ素敵ね、澪」
思わず笑い出しそうになる母親たちは口元を押さえる。
笑いを堪えて「それはいいわね」と二人に笑いかけた。
言いたい事を言うと律は澪の手を引っ張り部屋の奥へと戻っていった。
みおちゃん、結婚式ごっこしよー。…うん。二人の無邪気な声が隣の部屋から聞こえてくる。

「あらあら、早くも可愛い女の子を一人捕まえちゃったか、律は」
「こっちは早くも娘を奪われちゃったわ。」
お父さんが卒倒するわね。そう言ってクスクス笑いながら、母親達は子供達の無邪気さを微笑ましく思っていた。

「…でもいいかもしれないわ」
「え、なにが?」
「澪の旦那様。りっちゃんなら大歓迎だわ」
「えー、本気?」
「ええ、りっちゃんはいい子だもの」
将来どこの馬の骨だかわからない相手に澪を渡すよりずーといいわ。

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いいなづけ 第三作目 -はじめに-

Category : SS( いいなづけ 【3】 )
リズム隊 律x澪パラレルストーリー
『いいなずけ』シリーズ』第三作目です。
二人が子供の頃からの『許婚』というトンデモ設定。

いかにして二人が『許婚』になったか…というお話。

そのトンデモ設定を全然OK!読んでやるぜという方は
「いいなづけ -01- 母親達の場合 」からどうぞ。

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書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
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いい言葉ですね。

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当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
原作者様、出版会社様、制作会社様とは一切関係ありません。

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