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君の側にある旋律Ⅵ -あとがき-

Category : SS( 君の側にある旋律 【6】 )
ラブコメだったでしょうか…。我ながら微妙です。

このお話の律ちゃんはもはや恋愛感情通り越して澪ちゃんを護るのが当たり前。
使命、いや宿命?みたいな感じで鈍感とかそう言ったレベルじゃあないのです。
しかし「お姫様」の方はそうじゃないので困りものw。

某漫画の護衛とお姫様も最初こんなイメージかなあ、と勝手に妄想してたんす。ウフ。

しかしムギちゃんの鋭い視点の通り、予想外の不意打ちくらって動揺しまくりの
「護衛」さん。いまいち自覚してなかった律ちゃんの心に今後ちょっと波紋を投げ
かける…みたいにしていきたいなあ、と思ってやす。

しかしそろそろ真面目に設定考えようかしら…。
妄想(アイデア)は尽きないのですが、まだ深く考えてませーん。テヘ。

「君の側にある旋律Ⅵ 私の『お姫様』(後編)」を読んで頂き
ありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

君の側にある旋律Ⅵ 私の「お姫様」(後編)-09-

Category : SS( 君の側にある旋律 【6】 )
「そう、じゃあもう仲直りしたのね」
「ええ」
教室でムギから昨日の話を聞いた和はホッとした表情だった。
「まあ、大丈夫だとは思ってたけど」
「そうね」
「でも、りっちゃんはなんか昨日部屋に戻ってきたら変な感じだったよ」
「そうなの、唯?」
「うん」
「きっと大したことじゃないと思うわ、唯ちゃん」
「そう?」
「何か知ってるの、ムギ?」
「ううん。ただ何となくそう思っただけ」
和に聞かれてニッコリ笑って否定するムギ。

「それにしても普段からりっちゃんは、澪ちゃんといっつもあーんなに甘い雰囲気出してもう恋人同然って感じなのに」

律ちゃんにしたらあれで「普通」だったんだねえ。

唯が感心したようにそう言うと、ムギも和も「そうね…」と唯の言葉を苦笑交じりに認める。
「あんなラブラブカップルぶりを、自然にしてたなんて…」
「恐るべしね、律ちゃん…」
というより罪作りな人ね、と内心ちょっと呆れるムギ。
「ま、いいんじゃない」
「…そうね」
和がちょっと笑いながらもそう言うとムギも同じように微笑んだ。あの二人はあれくらいでいいのかもしれない。

「まったく毎朝こんなギリギリになるんだから。もう明日からは起こしに行かないからな、律!」
「ええー、そんなー!」
「そんなー、じゃない!」
「そんな事言わないで。澪しゃんがもっと優しく起こしてくれたらはりきって起きちゃうぞ、あったしー」
「バ、バカ何言ってんだ!」
「優しい声で起きて、律とか言って起こしてくれたらそりゃもうすぐにバッチリ目が覚めてー」
「甘えるな!」
「イテ!もうすぐ殴るんだからな、澪はー」
「お前がバカだから悪いんだ!」
いつもの二人の様子にムギや和は苦笑しつつも仲直りした二人を見て良かったと思う。

「ねえ、止めないの?」
「放っておきましょ」
唯が和に聞いてみるとあっさりそう言って自分の席に座る和。
ムギも唯も同じように席に着く。
すでに予鈴は鳴っていて、後もう少しすれば山中先生がやってくるだろう。他の皆もそろそろ自分の席に着き始めたが、律と澪の二人はまだ教室の後ろでギャーギャーと何か話している。
そんな二人の様子にクラスの数人が前回の賭けはやっぱり「秋山さん」の方が勝利-と小さく叫んだが、「若王子さん」に賭けた数人がブーイングの声を上げていた。

ムギはそんなクラスの様子を楽しそうな顔で眺めていた。
こんな楽しいクラスに入れて良かったわ…と思いながら。

end

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君の側にある旋律Ⅵ 私の「お姫様」(後編)-08-

Category : SS( 君の側にある旋律 【6】 )
「…律、おい、律!」
まだ意識が現実と夢の中を彷徨う律の耳に聞こえてくるいつもの声。
「ん…」
「こら、いい加減に起きろ!遅刻するだろ!」
眠い目をこすりながらなんとか開いた目の前には、昨日本人を前にして言った律の大事な大事な『お姫様』
「ふぁ…、み、お?」
「まだ寝ぼけてるのか…、そうだよ。ほら、早く起きろ!」
二段ベットのはしごに足を掛けて、澪は律の体を覆っていた毛布をはぎ取る。
「まったく、最近はちゃんと起きるようになって安心してたのに」
そう言いながらはしごから降りて、唯にも「早く準備しろ」と澪は声を掛けていた。
律はまだ眠気のせいかノロノロとした動きで二段ベットから降りてくる。
「おはよう、律ちゃん」
「おはようございます、律さん」
「ああ、ムギ、憂ちゃん。おはー」
ムギもそして憂も来ている、いつも通りの「648号室」の朝。

「ほら、律も。早く顔を洗って、準備する!」
「あ、う、うん」
昨日のことを思い出しちょっと照れてしまい、澪の顔をなんとなく見れない律。
しかしそんな少し戸惑う様子の律とは反対に、澪はいつもとまったく変わらないようだった。
「…あー、憂ちゃん。私の分のトーストもよろしく」
「はい」
「まーた、憂ちゃんに甘えて、自分でしろ、自分で」
「いいんですよ、澪さん」
そんないつも通りの朝に律は少しホッとすると同時にいつもの調子が戻ってきた。
洗面所に行ってまだ体内に残っている眠気を払いのけるように勢いよく顔に水をつけた。
「うし、目が覚めた!ばっちり朝ご飯食べれるぞ!」
律は洗面所の中で元気一杯そう叫んだ。
「いいから、先に準備しろ、準備!」
「あさふぁらそうおふぉるなよ、みお」
「…前にも言ったけど歯を磨くか、しゃべるかどっちかにしろ!」
昨日の今日で少しは気まずいかもなんて思っていた律の心配はあっさり杞憂に終わり、いつも通りの澪に律は心から嬉しく思う。

どうやら機嫌が悪いのは治ったようだしな。

「律さん、トースト焼けましたよー」
「サンキュー、憂ちゃん!」

でもあれは絶対長にバレないようにしないと…。

「ほら、その前にさっさと二人とも制服に着替えなよ」
「いやーん、こっち見ないでー。澪のエッチー」
「澪ちゃんのエッチー」
唯も律と同じようにおどけてみる。
「二人してバカ言ってないでさっさとしろー!」
「ほらほら、二人とも遊んでいると本当に遅刻するわ」
怒り顔の澪と、朝からお嬢様らしい優雅さをふりまくムギに言われて二人とも「はーい」と返事する。
「まったく、返事だけはいい…」

護衛解任だけは絶対ごめんだ。このいつも通りの朝を奪われないように…。

澪のぼやく声を聞きながら制服に着替えていた律は、ちょっと不満気な澪の顔を見て少しおかしくなりながらも、心からそう思っていた。

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君の側にある旋律Ⅵ 私の「お姫様」(後編)-07-

Category : SS( 君の側にある旋律 【6】 )
「…それで気絶しちゃったの、律ちゃん」
「た、多分…」
律を部屋に上げてからの事の顛末を、自分の行動に恥ずかしさもあってかなり悩んだものの、結局澪はムギに打ち明けた。
中等部時代からのルームメイトであるムギを澪は信頼していたし、誰かに聞いてもらいたい気持ちがあることも否定できない。

「それにしてもいちごちゃんと同じようにキスするなんて。意外に大胆ね、澪ちゃん」
「な!?」
ムギに言われて途端にまた恥ずかしさが込み上げてきたのか、紅くなった顔を俯かせる澪。
「あ、変な意味じゃないから。それに律ちゃんにはそれぐらいしないと駄目だと思うし…」
「あ、うん…。ん、ムギ?律にはそれぐらいってどういう意味?」
「あ、いいの、いいの。そこは気にしないで。…それにしても」
「…どうかした?」
ちょっと指を顎に当てて考える仕草をするムギに、澪はちょっと首を傾げる。
ムギは澪の顔を少しだけじっと見つめた後、楽しそうな表情でクスクスと笑い出した。

「な、なに、ムギ?」
「あ、ごめんなさい。ううん、あのね、ちょっと考えてみたんだけど…」
「うん?」
「律ちゃんは、若王子さんにキスされても全然平気だったのに、澪ちゃんにキスされたら気絶するくらいびっくりしたのね、と思って」
そう言ってまたクスクス笑うムギの言葉に、澪はますます恥ずかしい気持ちになりながらもハッと何かに気づいたような顔をした。
「さっき私たちと話をしてた時だって、あんなのお遊びだってちっとも気にしてない風だったのに。律ちゃんたら」
「ム、ムギ…」
「可愛いわね、律ちゃん」
「…べ、別に!」

あんな奴、可愛くなんて全然ない!

澪はそう言ってムギに背中を見せた。胸にはいつものうさぎのぬいぐるみを抱えて。
背中を見せる澪の姿を見てムギは内心「澪ちゃんも可愛い」と思ったけれど、口に出しては言わなかった。

…大事なお姫様、ね。
ムギは内心でそう呟いてみる。
律ちゃんからすると澪ちゃんはもう好きとか嫌いとかそういう恋愛感情通り越して、きっと理由なんか必要のない大切な存在なんでしょうね。
それはそれで素敵なことだけど、澪ちゃんからしたらはそれはちょっと問題ね。
澪ちゃん、さっきからずっといまいち納得いかないって顔してるもの。
律ちゃんから「田井中家は元々秋山家の護衛が慣わしで…」と家の話を出されたのも澪ちゃんからしたら不満一杯みたい。
確かにそんな風に言われたら家の決まりで澪ちゃんの側に居るみたいに思えなくもないもの。律ちゃんたら変な処でデリカシーないんだから。
でもそんな風に言いながら、いざ澪ちゃんにキスされたらビックリし過ぎて気絶しちゃうんだ…。
律ちゃんっておもしろい人ね、でも可愛いわあ。
さっき澪から聞いた話を自分なりに解釈してみたムギは、なんとなくおかしくなってきてクスクス笑ってしまう。

「ムギ?」
ムギの小さな笑い声に背中を見せていた澪が不思議そうに振り返った。
「ううん、何でもないの。それより澪ちゃん、お腹空いてない?」
「え、あ、そうだ。晩御飯まだだっけ…」
「ごめんね、私今日は唯ちゃんと先に食堂で食べてきたの」
澪ちゃんの分は頂いてきたから食べない?
「あ、そうなんだ。…ありがと、ムギ」
「いいえ」
ニッコリと澪に笑いかけながらそう言うと、ムギは食堂からもらって来た夕食を取りにキッチンの方へと入っていった。

「ねえ、りっちゃんゲームしないの~?」
唯がTVの前でコントローラー片手にそう誘ってみても、律は二段ベットの上で毛布を被ってひたすら何かブツブツと呟いている。
唯に自分たちの寮部屋に連れ戻されてからしばらくして正気を取り戻した律。
しかし正気に戻るやいなや、一瞬にして顔を真っ赤にしたかと思うと唯が食堂からもらってきた夕食にも手を出さず、ベットに一直線に潜り込んでそのまま現在に至る。

「せっかくいちごちゃんがゲーム貸してくれたのにー」
早くご飯食べてさ。そんでゲームしようよ~。
ブーと二段ベットに向かって文句を言う唯。
律が澪に話した「いちが実は結構ゲーム好き」というのは嘘ではなかった。以前にも新しいソフトを買ったというので、後で貸してくれと頼んでおいたのだ。
昨日の夜話を聞いた後、律は若王子家のメイドの一人から「お約束のものです」と玄関で渡されたのが、今唯が誘ってきているゲームソフトだった。

「あり得ない、あり得ない…」
しかしそんな事はすっかりどうでも良いとばかりに、二段ベットの上から律の意味不明な言葉が部屋に零れ落ちてくる。
「りっちゃん、澪ちゃんとなにかあったの~」
ゲームしつつ何気なく唯はそう聞いてみても、律はただ意味不明なことを繰り返すばかりだった。

ああ、長にバレたらどうしよう…。『護衛解任』とか言われたら…。
あー、そんな、長!これは何かの間違いなんです!

「…何言ってるの、りっちゃん?」
律の挙動不振な態度にもはや一緒にゲームをする事をあきらめた唯は、一人いちごから借りたゲームを続けることにした。

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君の側にある旋律Ⅵ 私の「お姫様」(後編)-06-

Category : SS( 君の側にある旋律 【6】 )
「よし。明日は久々にばっちり練習しようぜー、…おっとメールだ」
悪いといってポケットから携帯を取り出す律。
「ムギからだ。ふむふむ。ほいほいっと」
律はムギからのメールを読むとすぐに返信する。
「ムギが部屋に戻っていい?て聞いてきたからいいよーて答えておいたけどいいだろ?」
「あ、うん」
「よし、じゃあ私も部屋に戻りますか」
律は立ち上がってうーんと背伸びする。

同じように立ち上がって律の様子を見ていた澪が、ふとあることを思いつく。いつもの自分なら絶対にできそうにもないこと、でも…。
口元に手を当ててどうしようかと僅かに考えた澪だったが、意を決したように口を開いた。
「律」
「ん?」
「ちょっとこっち向いて」
「え、なに?」
「…目の上になんか付いてる。ちょっと目、閉じて」
「ん?あっそうなん?取って取ってー」
澪の言葉に素直に従った律は少し顔を上げて目を閉じた。
「澪、取れ…ん!?」
澪に確認しようとした律の口が、何か柔らかいもので塞がれた。

刹那な時間、唇同士が触れ合うと澪はそっと律から離れた。

「み、み、み、澪しゃん…?」
「…さ、さっき言ってたこと本当だな、律」
こんな単純なのに引っ掛かるんだから。…バカ律。

照れ隠しのつもりかちょっとからかうようにそう言いながらも、律から目を逸らし顔を真っ赤にさせる澪。
「そ、その、これからは用心するんだぞ。わかった…かって律?」
一方キスされた律は澪に何を言われても反論することなく、さっきから石化してしまったかのように固まって動かなくなっていた。
「律?りーつー?」
まるで反応のない律に澪が肩を持って揺らしてみても、目の前の彼女の護衛は驚いた顔のままで固まっている。
「え、ちょっと律!あれ、律、どうした!?」
「…ただいまー、澪ちゃん。どう律ちゃんと仲直りでき…何してるの?」
「お邪魔しま~す。りっちゃんお迎えに来ましたよー。そろそろ帰って部屋でゲーム…あれ?」
タイミング良く部屋に入ってきたムギと唯が、顔を真っ赤にさせつつ律の肩を揺らす澪と、澪に名前を呼ばれてもなんの反応もない律の二人の姿を不思議そうに見つめた。
「ム、ムギ、唯!律がなんか動かなくなっちゃって…」
「あらら?」
「へ?」
焦って状況を説明する澪にムギは困惑気味だったが、唯はツツーと音も無く律の側に近づく。
「りっちゃーん」
律の肩を掴んでいた澪の手をゆっくり離してから、唯は律の顔の前でヒラヒラと手を振って名前を呼んでみるが相変わらず反応のない律。
「こ、これは…」
「何、唯ちゃん?」
「…気絶してますな」
「「え?」」
唯の言葉にムギと澪の声が重なる。
「うーん…、よし!りっちゃん回収ー!」
「え、唯!?」
「唯ちゃん?」
急に律を背に抱えてそのまま澪とムギの部屋を出て行ってしまった唯の突然の行動に、残された二人はただ呆然と二人が消え去ったドアの方を見て立ち尽くすだけだった。

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プロフィール

書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
こちらはけいおん二次創作SSサイトです。

ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

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当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
原作者様、出版会社様、制作会社様とは一切関係ありません。

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