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約3cmの大きな幸せ - あとがき -

Category : SS( 約3cmの大きな幸せ )
食器乾燥機とダイソンの掃除機は後日宅配されてきました。

またもや衝動的にギャグ物(と自分では思っております)を書いてしまいました。
澪の懐に入る小さい律は可愛いだろうなあと思いまして。

途中までは結構スラスラと書けていたのに、最後にちょっと悩みましたが
なんとか書けました。フー。

「約3cmの大きな幸せ」を読んで頂きありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

約3cmの大きな幸せ - 07 -

Category : SS( 約3cmの大きな幸せ )
都に嫌気がさした律と知らない相手に嫁ぐのが嫌な澪は、紬姫にも協力してもらってほとんど駆け落ち同然で屋敷から飛び出し、唯との住む家に戻り四人で一緒に幸せに暮らしましたとさ。

しばらくして律が「やっぱ私たちにも子供欲しいな」と言ったので、澪と二人で隣の神社にお願いしに行くとまたもや神様が願いを叶えてくれました。

律と澪が神社にお願いした次の日。
家の近くの竹やぶに行くと一本の竹が光輝いていました。
何気なく律がその竹を切ると、中から玉のような女の子の赤ちゃんが現れました。
「本当にすごいな、神様」
律はとても驚きました。
澪と同じ艶やかな黒い髪をしたその子を律は家に連れて帰ると澪は大喜び。
名前はなんにしようかと二人で考えていると、赤ちゃんの服の袖に「梓」と書かれていました。
「ふむ。やっぱり名前決まってる」
「いい名前だ。梓」

梓ちゃんは両親と二人の祖母の愛情を一身に受けてスクスクと育ちました。
特に唯おばあさんは梓を目の中に入れても痛くないといわんばかりに猫可愛がりして。
「あずにゃ~ん」
「梓です。唯おばあさん」
「だって猫みたいに可愛いんだもん」
本当に猫可愛がりする唯おばあさん。
「梓は可愛いから将来大変だな」
けっこう親ばかな澪。
「梓は大きくなっても誰にも渡さん!」
早くも将来を心配するこちらも親ばかな律。
梓が大きくなるとまたいろいろあるのですがそれはもうちょっと先の話。

とにかく梓という可愛い娘であり孫を設けて五人でさらに幸せに暮らしましたとさ。

end

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

約3cmの大きな幸せ - 06 -

Category : SS( 約3cmの大きな幸せ )
「そうだ。ねえ小さい武士さん」
「律だよ」
「律さん。いいもの撮らせ…見せてもらったからこれを貸してあげる」
そう言って紬姫が持ってきたのは小さな小槌。
「なに、これ?」
「琴吹家に代々伝わる不思議な小槌ですよ」
願い事を言いながら振るとその人に一つだけ願いを叶えてくれるらしい。
「貴女のお願いは何?」
紬姫は優しく澪の肩に乗っている律に聞いてきました。

「うーん」とちょっと悩む律。
「やっぱり大きくなりたいな!澪の着てる着物みたいなのも着てみたいし、あ、武士の格好もしたい!」
「そう。はい澪姫」
「え、私が!?」
ニッコリと澪に笑う紬姫。
「…わかった」
澪が琴吹家の秘宝「打ち出の小槌」を振りながら「おおきくなあれ」と呟くと、律の体はどんどん大きくなっていきます。
「おお!やったー、もっと、もっと!」
「う、うん。…おおきくなあれ」
どんどん大きくなってあと少しで澪と同じくらいの背丈になりそうになった時。
「いいぞー!…てあれ?」
「おおきくなあれ。あれ?」
不意に律の成長がストップしました。

「あ、あれ、なんで?澪、もう一声ー!」
「ええと、おおきくなあれ、おおきくなあれ」
しかし律の体はぴくりとも動きません。
「ええー、もうちょい!もうちょい!」
「…駄目みたい」
「えー!」
澪ともう少しのところで身長がストップしました。
「こら、もうちょい、もうちょいでいいから!」
澪から小槌を奪い必死に振る律ですがまったく反応なし。
打ち出の小槌の限界でしょうか。
「ごめんなさいね。それいつもいいところで力尽きちゃうみたいで」
「どういう仕組みなんだろ」
紬姫が軽く謝罪し、さわ子が不思議そうにそう言いました。

「そんなー」
「まあ、いいじゃないか。ずいぶん大きくなったし」
けっこう素敵になったぞと澪は言いました。でも律は悲しそう。
「うわーん、澪より大きくなりたかったー!」
「…なんでだよ」
だってさー。ちょっと涙目で口を尖らせる律。
「澪より体が大きい方が格好いいじゃん」
それにもっと澪の事守れるようになるしー。
律がくやしそうに言うの見て澪はちょっと笑いました。
「馬鹿だな、律。一寸サイズしかなくたって私を守ろうとしてくれたじゃないか」
「…澪」
「律は律だよ。大きくても小さくても」
「う、うん」
「これからもずっと側で守ってくれるんだろう」
「も、もちろん!」
そういって少し抱き合う二人。

「さあ澪、こんな都に居るのはもう止めよう!私の田舎に行こう!」
「え」
「ばあちゃんたちもきっと喜ぶ!ずっとあたしと一緒に楽しく暮らそう!」
「…うん」
大きくなった律にちょっとドキドキしながら頷く澪。
「よっしゃ!」
とりあえず帰る前に食器乾燥機とダイソンの掃除機買って行かなきゃーと思う律。
手持ちのお金で買えるかな?あと宅配してもらえるだろうか?

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

約3cmの大きな幸せ - 05 -

Category : SS( 約3cmの大きな幸せ )
「あれ、ここは」
「澪、知ってるのか?」
「いいから、いいから、入った入った」
父親が大臣である澪のお屋敷に負けず劣らずのその屋敷の中には、広くたくさんの部屋がありました。その内の一室に連れていかれると、そこにはさらわれた若い娘たちがみんな揃って仲良く談笑していました。

「あれ?」
「え、なんなの、これ?」
呆気にとられている二人に横から声を掛けられます。
「ようこそ。我が琴吹家の別宅へ」
「やっぱり、琴吹家の…」
二人に声を掛けてきた美しい着物を着た薄茶色の髪をした女性は、琴吹家の姫君紬姫。
琴吹家の当主は左大臣。澪の父は右大臣。
どちらも帝の側近中の側近。位高き貴族のお家柄。
「紬姫。どうしてこんなことを」
「驚かせてごめんなさい、澪姫」
ふふふと笑いながら謝罪する左大臣の娘。

紬の話では今度の帝になる最有力候補の一人が好色な性質で、帝になったら自分の気に入った娘たちを強引に連れてきて後宮に入れようと思っており、手下にそれとなく街の娘たちを調べさせたらしい。
「間接的なストーカーだな」
律が呆れたようにそう言う。
手下に調べさせた中から早くも気に入った娘を将来の帝の権威(まだ決まってないのに)で強引に宮中に押し込もうとするので、左大臣である紬の父親がずいぶん反対し諌めたのだが耳を貸さない。
どうしようか悩む父に「私におまかせを」とばかりに、都の美人と名高い娘達を鬼にさらわれた風に装って片っ端からさらってきたのだ。もちろん父親以外には誰にも秘密で。

「そんな事をして大丈夫なのか、紬姫」
次の帝になるかもしれない相手にこんな事がばれたら、と心配する澪。
「鬼のせいにしてしばらく隠すだけですよ」
とにかくあんな人が帝にでもなったら都はとんでもないことになりますからね。
今は左大臣である父と右大臣である貴女の父君二人が協力して、別の人に帝を継いでもらうように宮廷内でいろいろ調整中ですよ。
「じゃあ、あの鬼は」
「うちの家の専属の武士ですよ」
鬼の格好をして姫たちをさらっていたのは琴吹家の武士。
「こんな役もけっこう楽しいわねえ、紬姫」
「お疲れ様です」
お面を取り腰に剣を差して武士の格好をしている人は山中さわ子という。
女性ながらも剣の達人。

「澪もその馬鹿の帝候補とかに狙われてたのか?」
「そうですよ。小さい武士殿」
真っ先に狙われてましたよ。さすがに右大臣の娘ですからそう簡単には手が出せなかったようだけど、と教えてくれる紬姫。
「それでもあきらめていはいなかったようですから、その前にいずれはこちらにさらってしまおうと思ってましたがなかなか機会がなくて」
「そうですか」
鬼がいなかったとわかってほっとする澪。
「ただ貴女の父君である右大臣は、今うちの父と一緒に次の帝にしようとしているお相手に貴女を嫁がせようと思っているみたいですよ」
「え!?」
澪は驚いた。
どうやら父はいつまでも相手を決めない澪に業を煮やして、次の帝になるよう現在工作中の相手に自分の娘を売り込んでいるらしい。もちろん相手が帝になれば晴れて澪は帝の后になり、自分もさらに出世するのを見込んでいるのだろう。

「そ、そんなの駄目だ!」
「律?」
「自分の為に娘を道具に使おうとするなんて!帝がなんだよ!まったく都っては変な所だな。もっとおもしろいことがいっぱいあるかと思ってたのに!」
澪の肩の上で憤慨している律。
「澪!澪はそいつと結婚したいのか!」
「そんな、その人の事よく知らないし…」
「ならあたしと一緒に田舎へ行こう!」
「え、でも…」
「あたしは体は小さいけど絶対澪の側にいて澪を守るよ!」
他の奴に澪を取られるのはなんかやだよ!
律は小さな体をぴょんぴょん跳ねて澪にそう言いました。
「律…」
「うふふ。いいもの見れた」
二人が照れあいながら見つめあう姿を紬姫はなぜか嬉しそうに眺めていました。
いつのまにやら片手に持っている携帯DVDビデオがさっきからフル稼働です。
「また、始まった…」
紬姫のお付きの武士である山中さわ子は呆れたように呟きました。

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約3cmの大きな幸せ - 04 -

Category : SS( 約3cmの大きな幸せ )
律が澪のお屋敷で一緒に暮らし始めてからしばらくした頃。
都では恐ろしい鬼が出るとの噂があちこちで立ちました。鬼は若い娘をさらってどこかに連れて行ってしまいます。都に住む帝がその噂を聞き警備の兵を差し向けましたが、いつも逃げられてしまいました。悩んだ帝は都にお触れを出し鬼を退治した者に報酬を与えるとのお触れを出したのです。

「鬼?」
律はそのお触れを澪に読んでもらいました。
「大きな怖い化け物だよ、きっと。怖いよ律」
「へー。大きな化け物か。ちょっと見てみたいな」
怖いものみたさでそういう律。
「ぜ、絶対ヤダ!」
涙目の澪。
「大丈夫だよ、澪。澪は絶対私が守るから」
「そうは言っても…」
「大丈夫!」
どこからそんな自信が溢れてくるんだろうと半ば呆れる澪ですが、律の言葉にいつしか安心感を抱くようになってきました。なぜだろう。律は私よりずっと小さいのに…。
内心でそうは思っても、自分の手の平に乗る小さな律が側にいれば、澪は怖さもなぜか消えていくのを感じるのでした。

「鬼を退治したらお金もらえるの?」
「…うん。報奨金が出るって」
「うーん」
最近すっかり忘れていましたが、唯やばあちゃん達に楽させるために都で一花咲かせると言ったのを思い出しました。自動掃除機ルンバが買えるくらいもらえるかな?
「澪だって鬼が居ない方がいいだろう」
「そ、そりゃあ」
「よし、あたしが退治しよう!」
「え、ええええ!?」
律は腰に巻いている針を抜き、剣がわりに高々と上げる。
「駄目だ!律」
「なんで?」
「律はこんなに小さいのに。怪我したらどうすんだ!」
「うーん。まあなんとかなるよ!」
「駄目!」

二人がそんな話をしてからしばらくして、澪は大臣の父の代わりにお寺に法事で出かける事になりました。鬼のこともあるので澪は大臣の家来二人に守られ、胸には律を抱いて無事に法要を済ませて帰る途中、とうとう鬼と出会ってしまいました。

「お前が来るのを待っていたー!!」
恐ろしげな紅いお面を被って槍を持つ鬼は澪が思っていたほど大きくはありませんが、雰囲気がなんかかなり怖いです。
「ヒイイ」怯える澪。
「やっぱりさわちゃんか」澪の肩に乗って鬼を見る律。
「え」
「いや、ここまで読んだ大半の人は鬼はさわちゃんが出て来るだろうなあ、と思ってる人多いだろうなあーと思ってさ」
「何の話?」
頭に?を浮かべる鬼。
閑話休題。

「とにかく大臣の娘は依頼されている中でも大物!ずっと機会を狙ってたんだから」
「依頼?」
鬼の言葉に律は首を傾げる。
「出たな、鬼め」「退治してくれるわ」
姫の護衛に来ていた武士二人が鬼の前に立ちはだかる。
鬼は二人の武士を前にさして動じずお面を静かに取った。
「なんか文句あんのかー!」
ヒイイと叫んで逃げる武士。情けない。

「お面つけてるよりそっちの方が怖いよ」
「なんか言ったかー!」
「ふぇぇん、りーつー」
澪は完全泣きが入ってます。
「大丈夫だよ、澪。泣くな、泣くな」
「りーつー」
澪の目からこぼれる涙を小さな両手でぬぐおうとする律。
「おい、澪を泣かすなんて許さないぞ!私が相手だ!」
「てゆうか、あんた誰?」
姫様の肩に乗る小さな少女に紅いお面をつけていた鬼は訝しげに聞いてみる。

「よくぞ聞いてくれました!頭脳明晰、容姿端麗、一寸サイズの美少女律ちゃんです!」
「…何言ってんだか」
澪は一瞬涙も止まって律につっこみます。
「やるならやるぞ!」
腰の針剣を抜いて構える律。
「あー。まあついでにあんたも連れて行くか」
「ついでかよ。てゆうかどこ連れて行くんだよ」
「来たらわかるわよ」
そう言って鬼は渋る二人を槍で脅しながらある屋敷に連れて行きました。

テーマ : 二次創作:小説
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プロフィール

書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
こちらはけいおん二次創作SSサイトです。

ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

当サイトはリンクフリーですのでリンクをしていただけると嬉しいです。相互リンクもよろしければ大希望です。

当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
原作者様、出版会社様、制作会社様とは一切関係ありません。

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