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いいなづけ 第七作目 - あとがき -

Category : SS( いいなづけ 【7】 )
中学時代律ちゃんはバスケ部所属なのは他のサイト様でもよく拝見しますが、
澪ちゃんて中学時代部活してたのかな?うちのお話的には文芸部所属のつもりです。

澪ちゃんの激励を受けて律ちゃんは頑張ります。ええそれはもうこんな感じで。

試合会場に向かうバスの中。
部長「よーし、今日は練習の成果を出しきって皆頑張ろう!」
全員「はい!」
部長「うん、…て律。田井中」
律「ふぁい?ぶちょー」ニヘラニエラ
部長「…えーと、大丈夫か(なんか顔に締まりないな…)」
律「え~、なにがですか、ぶちょ~」ニヘラニヘラ
部長「…いや、別にいいんだけど」
律「だいじょうぶですよ~、ぶちょ~。今の私ならゴジラも倒せます~」ニヘラニヘラ
部長「いや、ゴジラはいいから…」
部員「部長ー。律は今日は朝からずっとこんな感じでーす」
律「えへへへ」ニヘラニヘラ
部長「と、とにかく頼むよ」
律「まかせてくださいよ~」ニヘラニヘラ

間違いなく今日は頑張れそうな律ちゃん。

「いいなづけ 中学生の場合」読んで頂きありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

いいなづけ -07- 中学生の場合

Category : SS( いいなづけ 【7】 )
大会当日。約束どおり8時前に律の家にお弁当作って持っていく。
「律ー、澪ちゃんよー」
玄関にはおばさんが出てくれて律を呼んでくれた。
「あー。ちょっと待って」
慌てて階段を下りてくる音が聞こえる。
「おはよう、律」
「おはよ、澪」
制服を着て大きめの鞄を持っている律はまだちょっと眠そう。

「はい、これ」
「おー、サンキュー、ありがとー!」
お弁当を受け取ってお礼を言いながら鞄に詰め込む。
「頑張れよ」
「おう」
「ふふふ」
律のおばさんがちょっと笑いながら私達の様子を見ている。
「な、何だよ、母さん」
「いえいえー。仲が良い事でいいわねー」
「あう」
「か、関係ないだろー、母さんには」
おばさんの言葉にちょっと照れる私と律。
「あらそう。澪ちゃんお弁当ありがとうね」
「い、いえ」
「もう律ったらそれは楽しみにしててね、昨日だって…」
「何言ってんだよ!もう私行くから!」
慌てて靴を履こうとする律。
「あらもう。いってらっしゃい。澪ちゃんの愛妻弁当ちゃんと味わって食べるのよ、律」
「お、おばさん!?」
あ、愛妻弁当って…。
「いってきます!澪」
律が私の手を取って外に連れ出す。
いってらっしゃーいとのんきな声が後ろの玄関の中から聞こえてくる。

「ったく。何考えてんだか」
律がブツブツなにか言っている。
なんかうちのママと同じような感じになってきたなあ、おばさん。
うちのママと律のおばさん。いつも何を話しているのだろう。なんかすごく気になってきたよ。
「律。時間は大丈夫か?」
「ああ、そうだ。ヤベ、ちょい急がなきゃ」
鞄を肩に掛け直して私を見た。
「んじゃあ、行ってくるぜい」
おちゃらけて敬礼しながら言う律はいつも通りだ。
「はいはい。行ってらっしゃい」
「なんだよー、もっと激励をもって送りだしてよ」
「はあ。激励ねえ」
大事な大会ですよー、澪しゃんの応援があればもっと頑張れます!
冗談ぽく笑う律の顔を朝日が照らしている。
「なーんてね。お弁当作ってくれただけで充分…」
お弁当が入っている肩にかけた鞄をちょっと前に出してそう言う律に、私は鞄を掛けていない方から近づいて小さく「頑張れ」と呟いてその頬にキスした。

「はひ!?」
朝日が眩しくてちょっと見にくいけれど、間違いなく顔を真っ赤にしている律。
完全に固まっている。不意打ちすぎたかな。
「ほ、ほら、早くいかないと遅れるぞ!」
朝日なんか関係なく顔が真っ赤になっている事をわかっている私は、照れ隠しも交えて律の背中を押す。
「お、おうおう」
ちょっとふらふらしながら歩き出した律だったけど、すぐに走りだした。
「い、行ってきまーす」
一度だけ振り返って手を振る律。
私も手を振り返して朝日の中を走っていく律を見送った。

心の中で「頑張れ、律」と応援しながら。

end

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いいなづけ -06- 中学生の場合

Category : SS( いいなづけ 【7】 )
「いやー、なんか久々に一緒に帰るな、澪」
「うん」
大会が明日に迫ってバスケ部は、休養を兼ねて一日部活はお休みになった。
そのお陰で私は律と一緒に学校から帰っている。
「どう、調子は?」
「ばっーちり!明日もバンバンシュート入れちゃうよーん」
「へー、頼もしいな。さすがバスケ部のエース」
「え、何だよ、それー」
へへへとちょっと照れる律。
そんな律を見ながら私はちょっと考え込むように口を閉ざした後、不意に足を止めた。
「ま、今の調子ならけっこういいとこまでー、ん、澪?」
ちょっと先を歩いていた律が、振り返って私を見た。
「り、律!」
「は、はい」
急に名前を呼ばれてちょっと驚いている律。
「あ、明日は何時から行くんだ?」
「へ、何時からって…?」
「だから何時に家を出るんだ?」
「え、ああ、そうだな。えーと8時には出て一回学校に行ってそれからー」
「8時、だな」
「そうだけど…。それがどったの?」

言え。言うんだ、秋山澪。

私は私に命令する。
「あ、明日のお昼は私がまたお弁当作るから!」
「え」
「だからおばさんにお弁当はいらないってちゃんと言っておけよ」
「み、澪」
「明日の朝、律の家に持っていくから」
試合会場は少し遠くて学校からバスケ部全員でバスで行くと律から聞いていた。
だからこの間みたいに試合会場まで持ってはいけない。お弁当は朝渡さないと。

「でも、澪…」
「いいから」
言いたいことを言って少しほっとした私は律の返事も聞かずにまた歩き出した。
「ちょ、待って、澪」
いきなりまた歩き出した私に律が慌てたように横に並ぶ。
「いいのかよ」
「構わない」
「…また、からかれちゃうぞ」
なんだか心配そうな律の声。
「まあ、別に黙ってりゃいいけどさ。誰が作ったなんて…」
「別にいいよ」
「え」
「今度は私が作ったお弁当だって皆に言えばいい」
「澪…」
「恥ずかしくないって言ったら嘘になるけど…。でもいいよ」
返事のない律にあれっと思って見てみると、律はなんだかすごく嬉しそうな顔してる。
「律」
「ありがとう、澪」
お礼を言ってくれた律を見て、ようやく私はここ数日ずっともやもやしていた気持ちが、すっと晴れるような気がした。
「よーし、明日は頑張るぞー!」
「うん、頑張れ」
それからなんだか二人しておかしくなってきて家まで笑いながら帰った。

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いいなづけ -05- 中学生の場合

Category : SS( いいなづけ 【7】 )
「律、なんだこんなとこで食べてたの?」
「おー」
どこか別で休憩していた数人が、食後の散歩として歩いていたら私たちを見つけたらしい。
「あれー。もしかして律。澪ちゃんにお弁当作ってもらったの~」
少し律がその子たちと話をしていると、その内の一人が置いてあった私達のお弁当箱を見て、ちょっと笑いながらそう聞いてきた。私は内心で慌てた。

えー、そうなの?おーと、これはスクープですよー。ヒューヒュー。
他の子たちもお弁当箱を見ながらヤイヤイと囃し立ててきた。
「あ、あう」
恥ずかしい。私は顔を真っ赤にして俯かせた。彼女たちは軽い冗談なんだろうけど、私はどうしてもこんな事にいつまでもうまく対処できない。
「違うよ」
どうしようと焦る私の横で律が冷静に否定した。
「今日私がお弁当家に忘れてきちゃったから。母さんに頼まれて澪が持ってきてくれたんだよ」
えっ。
「これはうちの母さんが作ってくれたやつだぜー。なーに勝手な想像してんだか」
律はケラケラ笑ってそう言いながら立ち上がるとバスケ部のみんなとじゃれ合い始めた。
「なーんだ。おもしろくなーい」
「んだよ、それ!澪の食べたやつだってうちの母さんが作ってくれたやつだぞ」
持ってきてくれた御礼だよー。
そう言って律は笑うと他の皆も納得したようで私達を囃し立てる声はなくなった。

「お弁当忘れるなんてドジな奴だな」
「なんだとー」
おりゃーと叫んでからかってきた男子に冗談ぽく蹴りを入れる律。笑って律から逃げる男子はさっき私に声を掛けてきた子だ。
「あー、はいはい、そろそろ時間だよみんな。ほら、律も。遅れないようにね」
先輩らしい人がそう言うとみんな「はーい」と声を揃えて体育館に戻っていく。
「ういーす、先輩」
律もそう言って私のところに戻ってきた。
「…律」
「おーし、そろそろ時間だ。澪!今日はありがとな!」
また今度なんかお礼するよ!
ニッコリ笑ってお弁当箱を私の鞄に入れる律。
「う、うん。いいけどそんなの…」
「いよーし。パワー充電!午後からも頑張るぞー!」
じゃあなー澪、気をつけて帰れよー。
そう言って体育館に向かって走っていく律。
私はしばらく律が走っていた方を見つめて立ち尽くしていた。

次の週も律は毎日朝練や放課後の練習に出ていて、教室以外で私と顔をあわせる時間が無かった。練習が終わって疲れて帰ってくる律に電話やメールするのに気が引けたのもあるけど、なんとなくこの前の事が私の心の中に引っ掛かっていた。

違うよ。母さんが作ってくれたんだよ。

律がなぜあの場でそう言ったのか私はちゃんとわかってる。
恥ずかしくてどうしようもなかった私を気遣ってくれたのだ。
中学に入る前、皆にからかわれるのが嫌で律に『いいなずけ』の事は黙っていようと提案したのは私だから。だから律が気を遣ってあんな嘘をついてくれたのに。

私がもっとはっきり言えばよかったのかな。
うん。私が作ってきたんだって。…うう、無理だ。たぶん、いや絶対無理。
あの場で皆の前でそんな事言うのは100%無理だって自分でわかっていた。
もちろん律だってわかっているのだろう。
律は私が困っていたらすぐにそうやって助けてくれる。いつもはそれが嬉しいのに。
ううん。今度の事だって嬉しい。でも私はどこか落ち着かない。どうしてだろう。
律が悪いんじゃない、そんなのはわかってる。
「はあ」
携帯を手に持ったまま何もできない私は小さくため息を吐いた。
次の日曜日が大会の日。
「もう練習終わったかな、律」
少し暗くなってきた窓の外を眺めてふとそう呟いた。

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いいなづけ -04- 中学生の場合

Category : SS( いいなづけ 【7】 )
体育館から少し離れた校舎の裏側。壁側には木が並んで立っているその場所は日曜日という事もあって誰もおらず静かだった。木々の合間にあるベンチに私達は座る。
「…はい、これ」
鞄から取り出したお弁当を律に渡す。
「やったー!」
律はお弁当を手に持って上げると、ちょっと大げさに喜んでくれた。
「そんなに喜ばなくても」
「なにをおっしゃるかー。超嬉しいっすよ」
楽しそうにお弁当の包みを開ける律を見て私も嬉しくなる。
頑張って作って持ってきて良かったな。
「おおー、すごい!すごいぞこれ、澪!」
「なにがすごいんだ」
「なんか、私の好きな物ばっかだ!なんでー!?」
「そ、それは良かったな」
うちのママが律のおばさんにわざわざ電話して聞いたから…とはなんとなく言いにくい、てゆうか言えない。

「いったっだっきまーす」
行儀良く両手を添えて食事の挨拶をする律。意外に律はそういう礼儀はしっかりしなくてはいけないと思っていて、どんな時でも食事の挨拶はちゃんとする。
「…ど、どう?」
味見もちゃんとしてるからそんなに変じゃないとはわかっていても、やっぱり不安になる。
「おー、おいしいぞ!」
「そ、そう!?」
「うん。すごくおいしいよ、澪!」
ほっとする私。勢い良く食べる律。
「落ち着いて食べなよ」
「だいモグじょうモグぶ」
私もせっかくだからと、自分の分も作っていたのでそれ鞄から取って食べ始める。
うん。まあまあおいしく出来たんじゃないかな。内心で自分で自分をちょっと褒める。

二人で食べている間にも律は「これおいしいよー」「卵焼き絶品す!」とお弁当のおかずを食べてそう言ってくれた。こんなに喜んでくれるなら作った甲斐があったなーと嬉しくなる。
「はー、おいしかったー」
「お粗末様」
持ってきていたポットを取り出し、お茶を入れて渡す。
「はい」
「お、サンキュー」
お茶を飲んで一息入れる律。
「でもすごいじゃん、澪。これ全部澪が作っただろう」
「あ、ちょっとマ、お母さんにも手伝ってもらったよ」
そう。ママが宣言した通り私にいろいろとお弁当作りのアドバイスをしてくれたんだけど…。
普通に調理の仕方以外にも「御飯の上に天花粉でハートマーク作らない?」とか「このニンジンの形をハートマークにするでもいいけど」とかやたらと味付けとは関係のない部分にまでアドバイス?してきたり。助かったけど今度は自分だけで作ろうと思う私。

「へー。でもあんがと。すごくおいしかったぞー」
いつもの明るい笑顔でお礼を言われて少し顔が熱くなる。
首にタオルを巻いてバスケ部専用の練習に使うTシャツを着た律の頭には、いつものカチューシャではなくてヘアバンドを着けていた。
今さらながらにいつもとは違うその姿にちょっとドキドキしてくる。
「いやー、玉子焼きがさー、ちょうどいい甘さで…、澪どした?」
「え!?あ、何でもない。何でもないよ!」
「あそ」
私の焦りに律はさして気付かず、そのまましばらく他愛もない話をして時間を過ごしていると、向こうから数人の男女か歩いてくるのが見えた。バスケ部の子たちだ。

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プロフィール

書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
こちらはけいおん二次創作SSサイトです。

ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

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