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スカイハイ【last】 - あとがき -

Category : スカイハイ【Last】
うぉぉぉぉぉーーー、やっと終わったぜ!
ああ、なんとか終わる事ができた。゜゜(´□`。)°゜。ワーン、ウレシイ!!
それにしても「12」以降ずいぶんお待たせして、本当に申し訳ございませんでした。

いやー、しかし当初このお話は「浮気者」の律ちゃん…みたいなものを書いてみたいな―、とかそんな気持ちでちょっと書き貯めてたお話だったのですが、見事「30万HIT&二周年御礼企画/「Y・O・Iパロ」アンケート第一位」SSに選ばれ、日の目を見る事と相成ったお話です。
途中から「浮気者」というより単なる「ちゃらい」あんちゃんみたいになっちゃってますが(笑)

澪ちゃんの方はそれ程深く考えてなくて、浮気者の律ちゃんに振り回される的な感じで考えていました。でも終わってみると、律ちゃんと出会った事で徐々に自立した女性に変わっていく…みたいな成長物語的になってしまいましたが、まぁ、これもありかと。

とにもかくにも、なんとか一旦終わらせる事が出来てホッとしています。(´c_` )ホー
このお話はアンケートを取った上でのSSなので、これだけは終わらせないとアンケートに答えてくださった方々に申し訳ない気持ちが一杯でした。
そういった意味でも書けて良かったです(自己満足ですが)。

ただ今回のお話は律ちゃん視点からでしか語っていないので、澪ちゃん視点のお話も書きたいなぁ、ともずっと思っていました。でないと、お話の中で多少澪ちゃんの行動に?とつく部分が多いかと思います。一、二章くらいの長さで澪ちゃん視点も書きたいんですけどねぇ。
………………書けるかなぁ、無理かなぁ。
書けたら、書けたら、書きます。でも皆々様、ご期待せずに御座候。スイマセン

さて、30HIT記念SSはこれにて終了です。
これからも律ちゃん、澪ちゃんだけでなく、唯ちゃんたちバンドメンバーもいろいろ大変かと思いますが、きっと能天気に頑張っていく事でしょう。

「スカイハイ」を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございましたー。

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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

スカイハイ【Last】 - 08 -

Category : スカイハイ【Last】
「いつでも待ってる」
澪は私の背中に手を添えて、優しく触れながらそう言ってくれた。

だから思いっきり羽を伸ばして飛んできて。

彼女の手から、そんな想いが背中から伝わってくるような気がする。
「よーし、んじゃ、いってきまーす!」
そう言うと、私は皆の後を追って走り出した。

ステージに出るとまだ春先とは思えないくらい、観客から溢れる熱気を肌で感じた。私たちと観客を包む空は本当に透き通ったように青く、降り注ぐ温かな日の光が目に飛び込んでくる。
一年前までは、こんな天気が嫌いだった。今の季節が嫌いだった。
でも今はそうじゃない。

ドラムの前に座って、スティックを何回かくるくると回す。
一瞬、唯や梓、ムギの視線が私の方へと向けられると、それぞれが互いに頷きあう。
それは充電完了の合図。
スティックを両手に握りしめ、私はいつものリズムを刻む。

ワン、ツー、ワン、ツー、スリー、フォー…。


青空の下。皆で合わせる音と会場の熱気がステージを包む中。
私はようやくこの季節と抜けるような綺麗な青い空を好きになれそうな。


そんな気がした。

end

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スカイハイ【Last】 - 07 -

Category : スカイハイ【Last】
その後、写真は何とか無事回収する事が出来たのですが。
(かなり大変だったらしいけど。にしてもさわちゃん、どうやって回収したんだろ?)
私と澪はこってりとさわちゃんにお説教され、あげくに社内恋愛に関する社則の項目を何度も復唱させられた。

「どうせ律さんのせいでしょ。澪さんは災難でしたね」
溜息混じりの梓の言葉に、私は少しも言い返せなかった。
「駄目だよー、りっちゃん。もっと上手にしなくちゃ」
何をだよ、唯。お前だってなぁ。

「でも良く撮れてるわねー、これ」
さわちゃんがあらゆるツテ?を辿って回収した写真を、ムギは妙に楽しそうに見ている。
いやムギさん、捨てて、それ捨てて。
いやー、それにしてもうちのバンドてば、それなりに有名になってたのね。
スクープで狙われてたなんて。

「ま、これも有名人の宿命かなぁ。なぁ、澪」
「何か言いました、田井中さん」
「…い、いえ。なんでもありません。秋山マネージャー」
目が、澪の目が怖い。ああ、まだ怒ってる?
いや、まあとにかく今は仕事中だ。ライブ直前!気合い入ります。
今日は野外ライブ。他のバンドも集まっている。

「さ、そろそろいくわよ、準備は大丈夫?」
楽屋にさわちゃんがやってきた。私たちの順番が来たようだ。
「よーし、じゃあ、今日もみんなはりきっていきましょかー」
「「「おー!」」」
「みんな、頑張って」
ステージへと向かう私たちに、澪がいつも通り声をかける。
「いってきます、み、いや秋山さん」
気軽に名前を呼ぼうとした私に、ギラリと光る澪の視線。
はいはい、わかってます。

「今日は走りすぎないようにね、田井中さん」
へいへーい、と軽く答えた後、私は澪に背を向け、ステージへと向かおうとして一瞬立ち止まる。
「り、じゃない田井中さん、どうした?」
急に足を止めた私に、澪は少し不思議そうに声を掛けてきた。
「…待っててくれる、澪?」
ステージへと向かう仲間たちの背中を見ながら、私は彼女にそう聞いてみる。

ちょっと飛んでくるから、でもまた戻ってくるから。君の所に。

そんな想いを心に浮かべながら。

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スカイハイ【Last】 - 06 -

Category : スカイハイ【Last】
「澪…」
私はそっと顔を彼女の柔らかそうな唇に近付けていく。
いやー、感謝の気持ちを形でね。
「ちょっと待て、り、り、律」
「愛してるよ、澪」
戸惑う澪を物ともせず、嘘偽りのない、心からの言葉を彼女に捧げながらそのまま唇を…。

パシャ!

「…ん?」
今の何の音?あれ、そう言えばここはどこでしたっけ?
すっかりここがどこだったか、頭からその記憶を放棄していた私。
ガバッと後ろを振り向くと、そこには大きなカメラを持った男が一人。あれれ?

「あの…」
声を掛けようとして、ダッシュで逃げるカメラを持った男。
あれ、これちょっと…。
「おい、律!」
「は、はい!」
「バカバカ、律のバカ!写真撮られちゃったじゃないか!」
ああ、あれ、やっぱあれそうなの…。

「あああ、どうしよう、どうしよう」
「いやいや、とにかく落ち着こう、澪さん」
「バカ!律がこんなところでキ、…いやとにかくこのバカ!バカ律!」
「す、すいません」
いや、ちょっと本当に反省してます、はい。
ああ、さわちゃんにこの事がバレたら。梓も怒るだろうなぁ。

にしてもなぁ。
「どうせ撮られるなら、さっさとキスしときゃ良かった」
思わずボソ、と呟いた私の一言に、隣で動揺しまくってた澪の動きがピタッと止まった。
かわりにまさしくワナワナと言った感じで、肩を震わせる。
「こ、こ、この…」
「え?あ、澪。いや、その、つい。反省してます。心からしてます。もう二度と公共の場で…」
「こんの、バカ律ー!!」

ガゴン!

春も近い穏やかな朝の空気の中。
その音は高く、高く響いたのでした。

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スカイハイ【Last】 - 05 -

Category : スカイハイ【Last】
「ちょ、ちょっと遅くなったかな。早くいかないと電車に間に合わないぞ、律」
恥ずかしいのを誤魔化すためか。どこかわざとらしく澪はそう言うと、私の手を引っ張ってまた歩き出そうとしたけれど、私は逆に澪の手を引っ張っり、強引に彼女を抱きよせた。
「みーおー!!!」
もうね、もうね…辛抱たまりませーん!

「きゃ!ちょ!り、律、何を!」
澪が叫び声を上げるのも無理はない。
なんせ道端で強引に抱きしめちゃってますから。
「澪、好き!愛してる!」
いや、わかってる、わかってますよ。今私たちがどこにいるのか。
それはわかってるんだけどー。
「澪はすごいよ、本当にすごい」
「な、何を言ってるんだ、てか、律、は、離せ!」
澪は当然抵抗するけど(そりゃそうだ)、私はお構いなしに彼女を抱きしめた。

だってそうだろ。私に羽があるなんて、飛んでいいんだ、なんて。
なんだよ、それ。そのファンタジー思考。ほんと、澪てば乙女!
でも、でもさ!
「さすが大卒、この文学少女!」
「はぁ?何言ってるだ!?」
とにかく離せー、と暴れる澪をさらに抱きしめる。

ごめん、澪。でも、嬉しいんだ。すごく嬉しい。
ただただ自分は根性のない、ちゃらいだけの情けない奴なんだ、てそう思ってたから。
ふわふわ浮いていてもいいんだ。地に足つけなくても、逆に飛んでいってもいいんだって。
そんな風に考えた事、一度だってなかったから。

それにたとえふわふわ飛んでいったとしてもさ。
「澪が待っててくれるだろう」
ほんの少し、彼女を抱きしめる腕の力を緩めて、私は囁くようにそう聞いてみる。
澪は一旦ジタバタと暴れるのを止めたかと思うと、また私から視線を逸らした。
「…さっきもそう言ったろ」
照れているのか、彼女の頬がまた少し紅くなる。
「ありがとう、澪」

ありがとう、ありがとう。

この心からの感謝の気持ちをどう伝えたらいいだろう。
うん、それはやっぱり、あれだな。

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書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
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こちらはけいおん二次創作SSサイトです。

ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

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