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月を見上げて -あとがき-

Category : SS( 月を見上げて )
以前に書いた長編「約3cmの大きな幸せ」
今回のお話はその続きとして、いつか書きたいなぁと思っていました。
半分くらい書いて放置していたのですが、ふと書けちゃいました。アレレ?

完全ギャグにしようと思っていたのに、なぜかちょっぴり路線がずれたような。
律澪要素は少ないお話ですので、そちらを期待されていたらごめんなさい。
イチャイチャはさせてますが(笑)

もう日本むかし話ではネタが出ないだろうなぁー。
よし、今度は「世界むかし話」で何かネタを!
…マッチ売りの少女とかじゃ、切なすぎますかね。

「月を見上げて」読んで頂き、ありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

月を見上げて -13-

Category : SS( 月を見上げて )
「梓、梓…」
お婆さんは何とか立ち直ったようでしが、澪はまだ悲しそうに涙を零していました。
律は庭に置いてある大量の家電品と、それらを嬉しそうに見ている唯おばあさんを尻目に、泣いている妻の元へと戻りました。

「澪、もう泣くな」
「りーつー」
「梓は月で幸せに暮らしているよ。それにきっといつかまた会えるよ」
「ウウ、そう、かな…ウウ」
「そうだよ。それまでなんならまた神様に頼んで、子供を授かろう」
「でも…」
「な、そうしよう。だからさっそく今から愛を確かめるという事で…」
「え?あ、ばか。べ、別に子供は神様から授かるからそんなのは…」
「いいじゃん、いいじゃん。愛し合ってる二人じゃないと、子供は授かれないだろー」
「ばか、それとこれとは…、あ、ちょっとり、りつー」
どんな状況でも、相も変わらずいちゃつく二人。

「じゃ、私はそろそろ都に帰るわね」
うちがスポンサーで出した露店の売り上げも、充分なものだったし。
「久しぶりに来れてよかったわ。それじゃあ」
そう言ってキャキャウフフを始めた友人たちに軽く手を振ると、都の女宰相は満足気に兵士たちを連れて颯爽と帰っていきましたとさ。

おしまい。

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月を見上げて -12-

Category : SS( 月を見上げて )
おまけ

「くそー、なんだか知らない間に娘を連れていかれたー!」
「うう、梓…、うう」
姫には離れていても一緒だと言ったものの、実際に居なくなると悲しくて仕方がない澪。
「泣かないで、澪ちゃん。梓ちゃんなら心配いらないわ、きっと」
月でもきっと元気に頑張っているわよ。
と、そう言いながらムギは悲しみにくれる澪を慰めていました。

「わーん!憂まで月に行っちゃったよー」
唯お婆さんの手には、憂お婆さんの書き置きが。

孫娘一人では心配なので、一緒に付いていきます。
落ち着いたら帰ってきます。by憂

「憂ばーちゃん、いつのまに…」
「うーいー!あずにゃーん!」
「はー、もうそんな悲しむなよ、ばあちゃん」
離れてても、私らの心はいつまでも一緒、永遠だよ。
「りっちゃーん」
「よしよし」
律がお婆さんを慰めていると、ふと庭に何かあるのに気付きました。

「ん?なんだろ?」
律が庭に出てみると、そこにはたくさんの箱が置いてあります。
「どれどれ」
箱をそれぞれ見てみるとそこには、「iPh○ne4」や「Let's○ote」、さらには冷蔵庫、炊飯器等の最新の家電製品がどっさりと置かれていました。
側にあった手紙には「育ててもらった御恩返しにこれらを置いていきます。これで快適な生活をお過ごしください」と書かれていました。

「ありがたいことだけど…。最初の二つは誰かさんの願望が出ているような」

- 炊飯器も今使っているのが壊れたから助かるなぁ。

「ん?…今の声、誰だ」
「あ、 ニンテン○ー3DSもあるよ、りっちゃん。いろいろあるねー」
さっきまで泣いていたのに、孫の置き土産を見て喜ぶ現金な唯おばあさん。

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月を見上げて -11-

Category : SS( 月を見上げて )
「梓ちゃん?」
黙り込む私を、憂が不思議そうに見てくる。
「…大丈夫だよ」
「は?何が?」
純が少しきょとんとした感じで、そう聞き返してきた。

「大丈夫。新入部員は入るよ、必ず」
「そう、なの?」
私は憂に向けて、大きく一度頷いた。
「入るよ、たぶん二人」
「二人?」
「そう、二人はきっと入る」
そうだ、きっと二人。今となってはどんな子たちだったか思い出せないけど。
あの庭に立っていた女の子たちがきっと…。

「なに、何かアテでもあるの?」
妙に自信を持ってそう断言する私に、純がそう聞いてきた。
「ないよ」
「おいおい」
「うん、でも大丈夫」

きっと、必ず新しい桜ケ丘高校軽音部が始まるんだ!

「ちょっと、梓。あんたまだ寝ぼけてるんだじゃない」
「梓ちゃん、大丈夫?コーヒーでも淹れようか?」
自信満々な私に、二人はどこか心配そうにそう言ってきた。

「ちゃんと起きてるよ。さ、会議をまた始めましょうか」
「へいへい」
「うふふ。でも、そうだね。きっと入ってくれるよね」
少しだるそうに返事をする純と、楽しそうに笑う憂の二人を見ながら。
私は内心で感謝していた。二人が軽音部に入ってくれた事に。

「よーし、とりあえずまた着ぐるみを来て、チラシを配るとしてー」
「え?あれ、するの!?」
「当然」
「あー、そうなんだ…」

二人が私を迎えに来てくれたことに。

「よーし、明日からがんばるぞー」
「おー、梓が燃えている」
「頑張ろうね、梓ちゃん」
「うん!」

月に帰ったかぐや姫は、きっとそこでまた新しい仲間に囲まれているから。
だから心配しないで、お父様、お母様、唯おばあ様、ムギ様。

二人に向けて大きく一度頷きなら、私は内心でそう呟いていた。

end

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月を見上げて -10-

Category : SS( 月を見上げて )
「ん、んー…」
まだぼんやりする頭を抱えながら、私は上半身をゆっくりと起こした。

「あ、やっと起きた」
「おはよう、梓ちゃん」
目覚めたばかりの私は、純と憂が声でようやく頭がはっきりしてきた。
あー、私、いつのまにか寝ちゃったんだ…。

「梓ー。明日から始まる新生軽音部の新入生獲得会議をしよう、とか言ってたくせに」
会議が始まってすぐに眠ちゃうてどういうことよ。
純がからからと笑いながら、そう言って私の頭を指でつつく。
「あー、…うん。そうだった。ごめん」
「どうしたの、梓ちゃん。寝不足だったの?」
「え、いや、別にそうじゃないけど…」
少し心配そうな表情を浮かべる憂に、私は笑って手を振りながらそう答えた。

「うーん、新部長としての自覚が足りないぞー、梓」
「何言ってんだか。寝ちゃったのは悪かったけど。元々は純がすぐに会議に飽きて、ゲーム一回だけやらせてーとか言って、憂を巻き込んで対戦ゲームし始めたからでしょ」
二人がゲームをしている間、少し退屈にいなった私はいつのまにか眠ってしまったようだ。

「え、そだったかなぁ…」
「憂に負けっぱなしで、何度ももう一回とか言ってたくせに」
「だって憂、強いんだもん」
「そんなことないよー」
二人が話をしている間、私は少しだけ夢の内容を思い出していた。
なんだか不思議な夢だった。とてもリアリティがあったような…。

「とにかく。梓も目を覚ましたことだし、会議を再開しますか!」
「そうだね」
「…うん」
「しっかし、新入部員入ってくるかねぇー」
「うーん、どうかな。入ってきてくれたらいいんだけどね」
三人で新生軽音部をスタートさせるとして、とりあえずまずは新入生を捕獲すること。
それが私たち新軽音部の最初の問題だった。
その対策を練るために、今日は私の家に集まって話し合うことになったのだけど。

「梓はどうよ。やっぱ今年も着ぐるみ考えてんの?」
純にそう聞かれても、私は何も答えなかった。
まだ頭の中では、どこか妙にリアルな先程の夢を思い出していたから。

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書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
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律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

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