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いいなづけ 最終章【Last6】 - あとがき -

Category : SS( いいなづけ 【Last-6】 )
なんだか律ちゃん久しぶりに登場したような…。
いやいや、ちゃんと出てますけどねw。

久々に律ちゃんと二人きりの状況に、内心では素直に喜んでいた澪ちゃん。
高校生の時と同じように、のんびりまったりと休日を過ごしたい。
そう思っていたのに、なんだか昼間からアダルトな方向へ。

やっぱりもう高校生の頃とは違うんだなぁ…と思いつつも。
澪ちゃんまだ何となく、それに慣れていないというか。

別に澪ちゃんは律ちゃんと「そーゆー」事をするのが嫌な訳じゃないんです。
でもまあ寮内だし、真昼間だし。やっぱり節度あるお付き合いを、ね。
…とか思ってます。

最終的には二人きりで、ゆっくりと休日を過ごせたのですが。
まだどことなくすれ違いのままな気がして、澪ちゃんはなんだか落ち着きません。
でも律ちゃんの掛け持ちバイトはまだ続きます。

では、また次のお話で。

いいなづけ 大学生 秋山澪の場合【Last6】」読んで頂きありがとうございました。

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いいなづけ -10- 大学生 秋山澪の場合【Last6】

Category : SS( いいなづけ 【Last-6】 )
「ちょっとお茶を入れ換えてくる」
そう言うと律は空になった二人分のカップを持ち、キッチンの方へと向かった。

***

それから私たちは好きなバントのDVDをエンドレスで流しながら、律のバイトが始まる時間までまただらだらと時間を過ごした。最初はさっきの出来事があったから、少し微妙な雰囲気になっていたけれど、律はそれを振り払うように楽しそうにいろいろ話をしてくれた。

そのおかげか私も徐々に気を取り直して、二人して好きなバントの話や前に行ったライブの話をしたりして過ごした。夜になって律が「じゃあ、ちょっと稼いでくるわ」と陽気に言いながら私の部屋を出ていくまで、私たちは久々の休日を楽しんだ…と思う。

そう思いたい。そうだよね、律。

テーブルの上に置いたままになった律のカップを見つめる。
どこか、そう何となくだけど。どうしても不安な気持ちが溢れてくる。
私はよくわからないそれを抑えるように、そっと自分の胸に手を当てた。

「あ、唯の話聞くの忘れてた…」
私がそれを思い出したのは、律が部屋を出て行ってからだいぶ後のこと。


To be continued…

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いいなづけ -09- 大学生 秋山澪の場合【Last6】

Category : SS( いいなづけ 【Last-6】 )
あ、それにこの間の唯の件。あれも聞こうと思ってたんだ。
なんで唯があんなに落ち込んだ様子だったのか。唯本人には、はぐらかされたけど。

「ふむ、話、ね」
律は一瞬ピタリと体の動きを止めると、少しだけ考える様子を見せたけど。
「でもまぁ、とりあえずする事してからー」
その後で、ゆっくりベッドの中で澪しゃんの話を聞いてあげるからさー。
にやけた笑いを浮かべながら、何とも軽い口調で律はそう言った。
私は律のその言葉に思わずむ、となる。なんだ、その子供扱いした言い方は!

「澪ー」
「駄目だ!」
「澪?」
「やだ、駄目!」
そんな風に律との攻防戦が続く中で、ふと隣から物音が聞こえた。
やっぱり晶は今隣に居るんだな。
そう思うとますます私は恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、体に触れてくる律の手を握って止めようとした。

「澪」
「やだやだ、律の変態、スケベ!」
「んな!?なんか、ひどい言われよう」
「ひどくない!こんな昼日中に、隣りに晶が居るとわかってて襲ってくる律は変態さんだ!」
「おいおい…」
「律のバカ!」
なんだか私はよくわからないけれど、なにか一杯一杯な気分になってきてまた涙を零し始めた。
我ながら何が悲しいのかわかんないし、相変わらずの泣き虫だなと自分でも思うけど、ポロポロと涙が零れていくのを止められなかった。

私が泣き始めた途端、律の手から力がスッと抜けた。
そしてすぐに「はぁぁ…」と盛大な溜息が聞こえてくる。
「…そんなに嫌なわけ?」
どこか冷めた声が私の耳にチクチクと響いたような気がした。
「そ、そうじゃなくて、だ、だから」
泣き声交じりに私が何か言うとする前に、ふと体が軽くなるのを感じた。
律が私の体から離れたからだ。

「もう、いいよ」
もう一度、今度は先程より軽い溜息を吐いた後、律は苦笑しながらそう言った。
「確かにちょっと強引だったかも」
ごめんな、澪。
律はそう言って私の髪を優しく撫でた。

「律…」
「ごめん、もうしないからさ。泣かないでよ」
律は頬に流れる私の涙を指で一度拭った後、すっと立ち上がる。

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いいなづけ -08- 大学生 秋山澪の場合【Last6】

Category : SS( いいなづけ 【Last-6】 )
「ん?まぁ、確かにそれもあるけどさ」
「そうだよ。律が悪いんじゃないか」
そう、律が悪い。私をほったらかしでバイトばっかして。
さすがにそれは、口には出せなかったけど。
でも別にだからといってその、バイトなんか辞めてもっと私に構えとか。
そ、そういう意味で言っているんじゃないぞ。うん。

「そもそもさ」
「ん?」
「なんでそんなバイトばっかキャ!、バカ!急に変なトコ触るなー」
話の途中で律の手が、私のその、胸にですね。バカ、話を聞け。
「バイトが何?」
「だから、なんでそんなバイトばっかりしてるんだよ?」
「え?」
私の胸の上に置いてある手がピタッと止まった。

「なんか律、ちょっと焦ってる感じするし。何か欲しいものでもあるのか?」
「…いや、別に」
たんなる生活費稼ぎだよ、と言った後で律はまた私にキスしてくる。
んぅ、もう、このキス魔!…嫌じゃないけど。と、今は話が先だった。

「生活費?」
キスの合間に私は聞き返した。
そんな困窮してましたっけ?ちゃんと家から仕送りだってあるよな。
「そうだよ」
そう言ってもう一度キスしようとしてきた律の顔を、私は片手で押さえた。
「ぶへぇ。な、なんだよ」
手で顔を覆われた律はちょっと変な声を出すと、すぐに私の手から離れるように顔を離す。

「そんな二つも三つも掛け持ちしなきゃいけない程、生活に困ってたっけ、律?」
「まあね。デフレな昨今、大学生もなかなか大変なのですよー、澪しゃん」
それに私は長女だしな。聡もいるし、あんまりお金かけさせちゃ、父さんたちも大変だろうしな。
そう言った律の声に嘘は感じないけど。でもなーんかそれだけじゃないような。

「なあ、そんなんもうどうでもいいっしょ」
そう言うと律はまた私に覆い被さってきた。
「いやいや、ちょ、ちょ!り、律!せ、せっかく夜までは時間あるんだから、もうちょっとこうゆっくり話をするとか、さ」
少し抵抗しながら私はそんな事を言ってみる。でもこれは本心。
だって最近は二人でゆっくり話をする時間なんてほとんどなかった。
ムギの失恋の話だって、前に少しだけ話をしただけだし。

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いいなづけ -07- 大学生 秋山澪の場合【Last6】

Category : SS( いいなづけ 【Last-6】 )
「んぅ…」
「ん、澪、はぁ…」
律の少し強引なキスに私はまた頭がぼんやりしてくる。
だけど私の中にまだ残っている理性みたいなものが、律の背中を叩く。

「ちょっ、律」
キスの合間、少しだけ離れた時を見計らって私は律の肩を押した。
「なんだよ、澪」
「何って、もしかして、その…する、の?」
そう聞きながら、ますます顔が紅くなってくるのを自覚していた。

「駄目か?」
「え?だ、だって今まだ昼日中だし」
それに唯たちは出掛けているけど、隣りの部屋には晶が居るんですけど…。
私はそう思いながらチラリと壁の方を見る。寮の壁は薄い。
なんたって、晶がHTTの曲を鼻歌で歌っているのが時折聞こえるくらい薄い壁なんだ。

「は、恥ずかしいよ」
私の視線の先に気付いた律は、ふむと一瞬頷いたように見せたけれど。
「大丈夫だよ、TVでもつけて音消しとけば」
軽い感じでそう言うと、また顔を近づけてきた。

「そ、そういう問題じゃあ」
「みーおー」
猫撫で声出しながら、私の首筋にキスを落としてくる律。ちょ、ちょ、ちょっと…。
「だ、駄目だって!」
「いいじゃん、いいじゃん」
「やだ、まだ早いし。それに隣には晶がいるんだぞ」
私は顔を真っ赤にしながら、服に手を掛ける律の手をしっかりと握った。

「本当に駄目!」
「なんだよ、そんなに嫌なのか」
あんまりにも私が抵抗するからか、律はほんの少しだけ不機嫌な表情を見せた。
「別に嫌とかじゃなくて…」
なんでわかんないんだよ、バカ。デリカシーない!

「最近全然そういうのしてないじゃん、私たち」
「それはそう…だけど」
でもそれはこの寮に住んでいる限り、隣に人が居ない時じゃないとちょっと。
それにその、最近し、してないのはそれ以外に、そう元々は…。
「それは、律が最近いっつも忙しそうだから」
そう、それが一番の原因だろ。

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