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いいなづけ 最終章【Last3】 - あとがき -

Category : SS( いいなづけ 【Last-3】 )
先輩たちが高校卒業する直前に、晴れて唯ちゃんと恋人同士になった梓ちゃん。
それはそれでめでたし、めでたし…なのですが。
その後なんだか不安になったり、といろいろ苦労してます。

梓ちゃんから話を聞いて、なんとか力になりたいと思っていた澪ちゃんですが。
その後は普段の唯ちゃんの様子から、それ程心配はしていませんでした。
ただ思いだした以上、寮に戻ったらそれとなくーとか思う澪ちゃんです。

最終章では律ちゃんや澪ちゃんだけでなく、唯ちゃんや梓ちゃんのお話とか。
さらにー…とにかくいろいろ盛り込んで行きたいとか思ってます。
てかそんな風に思ってたから、なかなか書けなかったんですよねー。ハハ
反省。
でも書けることまで、書いちゃうぜ!

では、またー。

いいなづけ 大学生 秋山澪の場合【Last3】」読んで頂きありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

いいなづけ -08- 大学生 秋山澪の場合【Last3】

Category : SS( いいなづけ 【Last-3】 )
「たぶん…進展ないんだろうなぁ」
だってさ、その、そんなことがあればたぶん唯が隠そうとしても、隠し切れず幸せ一杯と言った感じで浮かれそうなのが目に見えるもん。

「唯って案外草食系だったんだなぁ」
前に律が「唯って結構肉食系なんだぞ」と妙に力強くそう言ってたけど。
違うじゃないか、どう考えても唯は草をハムハム食べてる方だよ、律。

「…律は、どっちだろ」
なんとなく肉食ぽいと思ってたけど。でも案外草食系なのかな…?
だって寮に入ってからはそんなにその、求めてこないし…。
いや、でもまあそれは、私が最初にちょっと拒んだからだと思う。
あ、いや、別に律とそ、そういうことするのが嫌な訳じゃなくて。

…だって寮の壁薄いし。
その、やっぱり気になるし、とにかく恥ずかしい…から。
「てか!い、今は私たちのことはともかくとしてー」
そう、今は唯と梓の事だ。二人の事考えてたのに、なぜそっちに思考が。

「まあ、明日寮に帰ったら、唯に聞いてみようかな」
でもあんまりずはりと聞くのはどうかなー。
梓とは最近会ってるの?とか、こうさりげなく…。
唯に何て聞こうかと内心で考えていた私は、少し歩くのにも疲れてきたので、高校時代によく行った馴染みのお店に吸い込まれるように入っていった。

店の中で温かい紅茶を飲みながら、私は窓の外を何気なく眺めた。
梓と以前偶然会った頃は、街にある木々は青々とした若葉で埋め尽くされていた。
けれど今日は天気が良く暖かな気候とはいえ、冬も近い今は木々の葉は黄色や紅くに染まりつつあった。

紅葉の染まり始めた木々を綺麗だなと思いながらも。
実家を離れた場所で過ごす初めての冬が来ることに、私はほんの少しだけ切ない気持ちが胸を襲ったような気がした。

ほんの少し、だけど…。

To be continued…

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いいなづけ -07- 大学生 秋山澪の場合【Last3】

Category : SS( いいなづけ 【Last-3】 )
「澪先輩、本当に大丈夫ですか?」
「うん、もちろん。心配かけて悪いな、梓」
「いえ、それならいいんですけど」
まだ心配そうにしている梓に、私は乾いた笑いを顔に貼り付ける。

「と、とにかく。梓は唯が他の人を好きになったりしてるんじゃないか、なんて思ってるなら本当に無駄な心配だから、それ」
「そ、そうですか」
「うん、それだけはあり得ないから」
絶対にそれはない。
「だからさっきも言ったけど、今は梓も部長として部活に専念しなきゃだし」
学祭が済んだら受験も頑張らないといけないじゃないか。

「いろいろ大変な時だし、あんまり深く考えちゃ駄目だぞ」
「そうですね」
先輩たちと同じ大学、行きたいですから。
梓はそう言うと、にっこりと笑った。
「そうだぞ、私たちも待ってるんだから」
梓が来たら、放課後ティータイムも本格再稼動だ!

「楽しみだな。また五人でライブしよう」
「はい!先輩、大学の軽音部では今どんな活動を…」
そのまま二人の会話は、私が所属する大学の軽音部の事や、来年以降のライブ活動の話へと変わっていった。
正直私には内心で話が変わった事に、ほっとしていた。
このままさっきのちょっとアダルトな話が続いたら、私、多分持たないし…。

私たちはそれから二時間程カフェでお喋りを楽しんだ後、二人それぞに家路へと帰った。

***

…そうだ、梓とそんな話をしたっけ。
だーいぶ話が、そのア、アダルトな方向に行きそうになって、ちょっと焦ったんだよなぁ…。

なんて事を思い出しつつも、私はあの時唯の気持ちについて梓に断言したことは少しも変わってはいない。唯が梓以外に好きな人が出来ているなんてありえない、絶対に。
もちろん梓だって…………たぶん、唯の事好きなままだよね?

うーん、梓とは最近会ってないからなぁ。
なんだかそう断言出来ない私。ごめん、唯。
それにしてもあの二人。その…その後の展開はど、どうなったの、かな?

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いいなづけ -06- 大学生 秋山澪の場合【Last3】

Category : SS( いいなづけ 【Last-3】 )
梓の左右に揺れる手に、私の目だけがつられて動く。
後輩に心配かけて申し訳ないとは思いますが、…他は動けません。

「だ、大丈夫ですか、澪先輩。なんかすごい顔が紅くなってるし、それに体全体も硬直しているというか」
「だ、大丈夫。で、梓、な、な、何の経験だっけ」
そ、そ、そんなの豊富にあったかなあ、私?
「あ、…いえ、もういいです。すいません」
「い、いや、別にいいんだけど」
「いえいえ。人一倍恥ずかしがり屋さんの澪先輩に、こんな事聞いたら駄目でしたね」
梓はそう言うと、あははと少し誤魔化すように笑った。

「い、いや、別にいいんだけど」
口ではもう一度そう言ってみたものの、内心は全然そうではなく。
いえ、本当はあまりよろしくなかったりして…。
「いえ、本当にもう結構です」
どうもすいません、と言って軽く頭を下げる梓。
いえいえ、こちらこそ。不甲斐ない先輩ですいません…。
内心そう思いながら、私も軽く頭を下げた。

真剣に悩む梓に、何のアドバイスもできないのは申し訳ないが。
でも無理です、梓さん。そっちの方のアドバイスというか話は、そのちょっと…。
だ、第一、私、全然経験豊富なんかじゃないし。
初めてだってその…この間したばかりで。
そう内心で呟いた後、私はまた猛烈に恥ずかしい気持ちが胸を襲ってきた。

二人きりで行った旅行。月の光が差す露天風呂。
落ち着いた和室の中、私の布団の中に遠慮がちに入ってきた律。

澪、好きだよ、本当に好きだ。

耳に残るあの時の律の声。
壊れ物を扱うように優しく慎重に私の体に触れていく律の手の感触。
そんな温泉旅行の夜を思い出した途端、私は顔を真っ赤にしてしまった。

「み、澪先輩」
「…へ?」
「先輩、ますます顔を紅くなってますよ。もしかして体調悪いんですか?」
「…いや、いやいやいや。大丈夫、体調はばっちりだよ」
あはは、と笑って誤魔化す私。
ああ、リアルにいろいろ思い出してしまった…。

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いいなづけ -05- 大学生 秋山澪の場合【Last3】

Category : SS( いいなづけ 【Last-3】 )
「まあ先輩が寝ちゃった後は、なんか私だけこんなに緊張してたのが馬鹿馬鹿しくなってきて、少し腹が立ちましたけどね」
…そりゃあねえ。
私は梓に心から同情した。ゆーいー、後輩に恥かかせるなよ。
帰ったらちょっと小一時間程説教コースだ。

「でも…」
「ん?」
「でもやっぱり何もなかったことにすっごく脱力した反面、…かなりほっとしたことも事実なんですけど」
梓は少し苦笑い気味にそう言った。

「そ、そうか」
「それにそんな事したのが憂にバレたらと思うと、少し怖い気持ちもあるし…」
「憂ちゃん?」
「あ。い、いえいえ、なんでもありません」
梓はちょっと慌てたようにそう言った。

「と、とにかく。温泉旅行での件はもういいんです」
「は、はぁ」
「でも、その後まったく進展がないのはいいのかどうか、よくわからなくて」
それでちょっと唯先輩、もしかして本当は私のこと、あんまり好きじゃないんじゃないかって思えてきちゃって。
「そんな訳あるはずない」
もう絶対にそんなことないんだけど。よし、やっぱり今度ばっちり録画しておこう。
可愛い後輩のために、私は今度ムギに最新のDVDカメラを借りようと決意する。

「あの、…澪先輩」
少なくとも二時間以上続けて録画できるタイプのを借りて…とか考えていた私に、梓の控えめな声が聞こえてきた。
「ん?何だ」
「その、…ちょっと澪先輩にご質問が」
「え?ああ、何?何でも聞いてくれていいよ」
可愛い後輩のためだ。私に答えられる範囲ならなんでも…。
「あの、澪先輩は、その最初の時はどんな風にその律先輩と…」

……………………………はい?

「えと、つまり、その。どんなきっかけでその初めてのご経験を」
私は少し首を傾げ、ニッコリとした笑顔を顔に貼り付けたまま固まってしまった。

「あの、その、お二人は小学生からの『許婚』ですし。だからそういうのに経験豊富なお二人の、その最初の時のことをぜひ参考にさていただきたいと思って…て、あの澪先輩?あれ、先輩?」
完全に固まった私の様子を見て、梓が私の目の前で手をひらひらと振った。

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ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

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