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君の側にある旋律 【26】 -あとがき-

Category : SS( 君の側にある旋律 【26】 )
ようやく姫子ちゃんを活躍させることができました。

桜ケ丘学園に来て、さっそく退魔関係に巻き込まれる姫ちゃん。
本人はいたって迷惑なのですが、多少は割り切ってます。
今回彼女の「魔眼」が如何なく発揮され、律ちゃんたちも大助かり。

さてようやく捕えた霊体の少女。彼女の話とは何なのか?

それはまた次回の最終章で。ではー。
…しかし今回は長かったです。もう少しコンパクトにブツブツ。

「君の側にある旋律 【26】 西からの転校生/第六章」を読んで頂きありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

君の側にある旋律 【26】 西からの転校生/第六章 -10-

Category : SS( 君の側にある旋律 【26】 )
「彼女のおかげで、久々に私の存在を気づいてもらうことが出来たので」
「「「はぁ?」」」
三人一様に声を上げる。

「…あの、私のお話良ければ聞いてもらえますか」
信じてもらえるかどうかはわかりませんが。
どこか真剣な口調でそう言った霊体の少女。

その姿は、今は律や唯の瞳にもはっきりと映しだされていた。

To be continued…

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君の側にある旋律 【26】 西からの転校生/第六章 -09-

Category : SS( 君の側にある旋律 【26】 )
「か、関係ないだろ、それ!」
「あら私だって秋山家の眷族の端くれ。お嬢様の身に何があったのか、全て把握しておくのも大事な…」
「そんなん気にせず、普通の高校生活送ってればいいだろ!」
姫子をここに呼び出したのは自分であることを、律はすっかり忘れているようだ。

「あ、あの…」
微妙に話がズレていく三人の退魔師たちに、「彼女」がおずおずと声を掛ける。
「けっして悪気はあってというか、何か悪い事しようと思った訳じゃなくて」
「…本当だろうな」
「はい。すいません、ちゃんとお話しますから」
あの…封じたりお祓いしないでもらえますか、とおずおずとした様子でお願いする霊体。

「なら、最初から逃げなきゃいいのに」
やれやれと言った様子で律はそう言った。
「はぁ。急に見つけられたから、私慌てちゃって」
それに封魔円が出てきたから、びっくりしちゃってさらに逃げちゃいましたけど。
そう言ってチラリと唯の方を見ると、「あ、すいません」と唯は素直に謝る。

「いえいえ。悪ノリしちゃった私が悪いんです。何せ久々でしたから」
「久々?」と姫子が聞き返した。
「はい、皆さんが私に気づいてくれるなんて」
本当に何十年ぶりかしら、と言う「彼女」の顔は笑顔満面だった。

「…あんた、そんなに長く幽霊やってるわけ?」
嬉しそうな霊体を見て、律は素朴な疑問が湧いてきたようだ。
「はい、それはもう、えっと…あら、どれくらいだったっけ?」
「忘れるくらい長くってことー?」
「ええ、そうです。本当に長い時…だったと思うんですけど」
「本当に忘れてるんだ」
唯の問いにも微妙な答える霊体に、姫子はポツリとそう呟いた。

「まあいい、で、なんで澪にちょっかい出したんだよ」
「あ、別にちょっかい出そうと思ってした訳じゃないんですけど」
最初は彼女に御礼を言おうと思っただけなんです。
そう言って自分たちと同じ年頃の霊体はにっこりと笑った。

「は?御霊?」
「じゃなくて、礼でしょ。なんで秋山さんに?」
唯のボケにすかさず突っ込む姫子。

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君の側にある旋律 【26】 西からの転校生/第六章 -08-

Category : SS( 君の側にある旋律 【26】 )
「悪い、悪い。でもちっとも変わってないからさ」
「不本意だけどね」
魔眼の姫。あの娘が…。
闇の中に隠れていた「彼女」も、二人の会話を聞くと姫子をまじまじと見つめた。

ああ、やっぱりそうなんだ。
今、この地には続々と集まってきてるんだわ、彼女の様な存在が。
闇の中、一般の人間とは違う三人の術者たちを見ながら、「彼女」はほんの少しだけ悲しそうな表情を浮かべる。
おじいちゃんの言ってた事は、本当なんだわ…。

「おい、どうするんだ。出てこないなら問答無用で…」
「あー、ちょ、ちょっと待って下さい!」
律の声にとうとう観念したのか、「彼女」は慌ててそう言うとその姿を現した。
「ん?」
「あれ?」
律と唯がそれぞれようやく姿を見せた霊体を見て、一瞬きょとんとする。
「あはは、こんばんわー」
三人の目の前で困ったように笑いながら挨拶する「彼女」は、見た目は同じ年頃の女の子にしか見えない。

「あら、よく見ると意外に可愛いらしい」
「そうですかー、ありがとうございます」
姫子にそう言われて嬉しそうにお礼を言う霊体。
「見た目に騙されるな、て言ったろ、姫子」
「あら、それって前に言ってた唯のこと?」
「へ、私?」
唯がきょとんとした感じで、自分自身を指さす。

「それはまあともかくとして」
さぁ、まずはわざわざ秋山家のお嬢様に取り憑いた理由が何か。
「じっくり聞かせてもらおうか」
ぐいと挑むように、律はそう言って同じ年頃の少女の霊体を睨みつけた。

「その通り。それで澪ちゃんに取り憑いた後、りっちゃんに何をしたのか」
さぁ(そこらへんを重点的に)、じっくり聞かせてもらいましょうかー。
律と同じように挑むように前に出ながら、どこか楽しそうに唯は霊体に凄んだ。

「い、いやそれは別に聞く必要な…」
「そうね、それも大事ね」
姫子もすかさず唯に同意するようにそう言った。

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君の側にある旋律 【26】 西からの転校生/第六章 -07-

Category : SS( 君の側にある旋律 【26】 )
「うまい、律。霊を抑え込んだわ」
「見えないけど、そうなの?」
「みたいだな。唯、頼む」
「あいさー」
律と同じく呪法を唱えた唯の周囲に徐々に現れたのは、平沢家独自の「封魔円」。

あ、あれは、封じの…キャー!!

「唯、もう少し右…あ、と逃げられた」
「うーん、残念」
唯の封魔円を見て、ここのままで封じられちゃう!と悟った「彼女」は、闇雲動いて律が放つ光たちから何とか逃れた。
体をジタバタさせ、何とか包囲網から逃れてこの場を離れようとする。
だがそんな「彼女」の行動も、姫子には全て見えていた。

「階段を昇ってる。上に逃げるみたい」
慌てながらも姫子の冷静な声を聞いて、「彼女」はふっと後ろを見てみた。
深い暗闇の中、青く光るそれを見て「彼女」は思わず呟いた。

あれは、…魔眼?

「待て!」
しばらく青い光を放つ瞳に魅せられたようになっていた「彼女」だが、律が姫子の指示通り動いて迫ってきたので慌ててまた逃げだした。
姫子に先導されながら、律と唯は階段を駆け上がる。
追いかけっこの末に、二人には見えぬ霊体を屋上へと追い込んだ。

「あっちよ」
姫子の指は正確に「彼女」の位置を示す。
「おい、いい加減に姿を現したらどうだ」
律は暗闇の先に向けてそう言った。
「私たちは見えないけど、姫ちゃんには見えてるんだよ」
だから隠れても無理だよー、といつものほわほわした口調で話す唯。

「にしても姫ちゃん、すごいねー」
「そうでもないわ」
「いやいや、やっぱりすごいわ」

さすがは「魔眼の姫」だな。

律が意味深げにそう言って、ニヤリと笑う。
「止めてよね、それ」
他の退魔師たちから畏敬の念を持ってつけられたその称号を聞いて、姫子はうんざりとした顔を見せた。

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