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君の側にある旋律 【21】 -あとがき-

Category : SS( 君の側にある旋律 【21】 )
おおー、久々の更新だーい!!ウレシイ
いろいろ波乱含みだった?夏休みも終わって二学期へ突入。
お話の舞台は学園内へと戻りました。

二学期早々澪ちゃんを怒らせた律ちゃん。
そんな彼女がなぜか突然やってきた転校生に興味津々といった様子。
そんな律ちゃんに、澪ちゃんが何となくやきもきしたりと。

二学期早々いろいろまた波乱が起こるのか?
それは今後の展開でー…てまだ見切り発車で全部書けてないでーす。

二章は一応書けているので、なるべく早くUPしたいとは思ってます。
ですがまた仕事が入ったら、ちょっと…。スイマセン。

「君の側にある旋律 【21】 西からの転校生/第一章」を読んで頂きありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

君の側にある旋律 【21】 西からの転校生/第一章 -07-

Category : SS( 君の側にある旋律 【21】 )
「立花さん」
自分を歓迎してくれるクラスの皆に軽く御礼を言っていた姫子は、名前を呼ばれて律の方へと振り向いた。先程まで他の皆と違い、あまり自分に関心がなさそうだったクラスメイトが急に声を掛けてきたので、姫子は少し驚いた様子をみせた。

「何かしら?」
だがすぐに落ち着いたようで、律をずっと見つめる。
「立花さんは、学園の中をもう一通りは見て回った?」
彼女のそんな様子を気にもとめず、律は話かける。
「え、まあ…。でも、まだどこに何があるかはっきりとは」
「なら、私が案内するよ」
律はそう言うと、クラスメイトに囲まれるようにして話題の中心に居た姫子の手を強引に取る。

「ちょっと、律」
律の少し強引な行動に、クラス委員長の和が声を掛けた。
「…じゃあ、お願いしようかしら」
しかし姫子自身は和に大丈夫と言った感じで微笑みかけた後、律に促されるようにして立ち上がる。
「悪いけど、そういう訳だから」
歓迎会の準備は私も後で参加するからさ、よろしくな。
律はそれだけ言うとクラスメイトたちの驚いた様子も気にせず、転校生の手を取ってすたすたと教室を出て行ってしまった。

「あ、…もういっちゃった」
さっさと転校生をつれて教室を出て行った律に少々呆れながらも、一応親切にしてあげているのだからいいかと納得する和。
「りっちゃん、優しい」
「本当ね」
暢気にそんな会話をする唯とムギを横目に、澪は今日会ったばかりの転校生に学園の案内役を買って出た律の態度を少し不思議に思っていた。
それと同時に、なぜか澪の胸にどことなく不安な気分も沸き起こる。

そのせいか、朝から続いていた不機嫌な気持がすっかり消えていくのを澪は感じていた。

To be continued…

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君の側にある旋律 【21】 西からの転校生/第一章 -06-

Category : SS( 君の側にある旋律 【21】 )
「はいはい、歓迎の宴は一旦そこまでにしてー」
ドンチャン騒ぎを続ける生徒たちを止めるさわ子。
「それじゃあ立花さんの席は、えーと…」
「はいはーい!さわちゃん、ここ、ここ空いてる!」
唯が大きく手を振りながら、片方の手で自分の隣の席を指さす。

「立花さんの席はあそこね」
さわちゃんて言うのは止めなさいって言ってるでしょ、と唯に文句を言いつつ、さわ子は空いている席を指で示す。
皆からの歓迎の声に軽く御礼を言いながら、転校生は唯の隣の席に来て座った。
「私、平沢唯。よろしくねー!」
「立花姫子。よろしくね」
にこにこ顔で自己紹介する唯に、どこかクールな雰囲気が漂よわせながら挨拶する姫子。

「それじゃあ、これからプリントを回すから前の人は…」
さわ子の声を耳に聞きながら、律はすぐ斜め後ろに座る転校生をチラリと見た。
二学期になって突然、この桜ヶ丘学園に編入してきた転校生…。
「律?プリント取ってよ」
「…え?あ、悪い」
唯と話している転校生に意識を向けていた律は、前から回されてきたプリントに気付かなかった。すぐにプリントを受け取ると、自分のすぐ後ろに座る唯に渡しながらも、律は立花姫子にまた視線を向ける。
今日来たばかりの転校生は律の視線に気付くと、黙ったままにっこりと笑みを返した。

***

「立花さん、どこから来たの?」
「寮の部屋割りはどこになった?あ、寮とか広いから迷わなかった?」
始業式の後の短いHRが終わると、物珍しさも手伝ってクラスの皆は転校生を質問責めにしていた。

「確かにここの寮広いよね、最初はちょっと迷った」
姫子は皆から質問責めにあっても、嫌な顔一つせずに一つ、一つに丁寧に答えていた。
「あはは、そうだよね。…あ、そうだ!今日は寮で歓迎会しないとねー!」
一人がそう言うと、すぐにクラス中から「そうだ、そうだ」の賛同の声を上がる。
ノリの良いこのクラスは、お祭り事が大好きだ。
どんな小さなことでも、騒ぐネタがあれば問題ない。

「そんな、悪いよ」
「いいから、いいから。よーし、じゃ、さっそく買い出し係と料理担当を決めるぞー!」
オー!と全員が楽しそうに手を上げて応える。
クラス内が盛り上がる中、さっきまで遠巻きに転校生の様子を見ていただけの律が、すっと彼女の近くに寄ってきて声を掛けた。

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君の側にある旋律 【21】 西からの転校生/第一章 -05-

Category : SS( 君の側にある旋律 【21】 )
始業式は滞りなく終わり、生徒たちはそれぞれの教室へと戻ってきた。
「あー。…ったく、まだなんか痛いよ」
「大丈夫、律ちゃん?」
あー、大丈夫、大丈夫。
心配そうに頭をさすってくれるムギに、そう言って律は軽く手を振った。
「にしても澪の奴。思いっきり叩いてくれちゃって」
始業式に参加する前。なぜか主の機嫌を損ねてしまったようで、律は始業のベルと同時に頭に澪の鉄拳を喰らってしまった。律の頭上で、ゴーンと鳴り響いた二つの音。

「律が余計な事言うからよ」
まだ頭をさする律に、和が少し呆れた口調でそう言った。
「は?私が何言ったっけ?」
「はー、…もういいわ」
まったくわからない、とばかりに不思議そうな顔をしている律に、和は溜息を一つ吐く。

「ホント、りっちゃんは変な処で超が付くくらい鈍いよねー」
「…唯、お前にだけは言われたくない」
友人たちと話をしながらも、律は今だ不機嫌MAXといった様子を見せる澪の様子をチラリと横目で見てみる。
席に座って一人本を読む澪は、律の方を少しも見ようとしなかった。

***

「はい、皆、久しぶりー」
しばらくして担任のさわ子が教室にやってきて、少しだるそうに挨拶をする。
「休みボケしてる人は居ないかしらね。私はちょっとまだボケてるけど…」
少し眠そうな表情を見せる先生に、生徒たちは笑いを誘われる。

「いや、今日からまた気合入れないとね!よーし、まずはー…」
そこまで言うとさわ子は「入って来てー」と教室のドアの外へと声を掛けた。
「はーい、今日からこのクラスに編入された転校生を紹介するわよー」
ドアを開けて一人の女生徒が入ってくる。

「自己紹介お願いできるかしら」
少し長めの明るい茶色の髪を横にサラリと流した、一見クールな印象に見える彼女はさわ子をチラリと見て一度頷いた。
「立花姫子です、よろしくお願いします」
そう言った後、礼儀正しく一度お辞儀する。
転校生が挨拶し終わると、途端教室内はウェルカムムードへと変わった。

- ようこそ、我がA組へ!!よろしくねー!
- 綺麗-!可愛いー!どこから来たのー?

歓迎の言葉だけでなく、どこからか音楽まで鳴り響いてきた。
吹奏楽部や合唱部に所属する生徒が、ここぞとばかりに演奏を披露する。

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君の側にある旋律 【21】 西からの転校生/第一章 -04-

Category : SS( 君の側にある旋律 【21】 )
田井中家の人間は、代々秋山家の護衛を勤めた家だから。

律はなんとなくちょっと威張った言い方で、和たちにそう言った。
「だから私は形だけでも澪の側に居て、ちゃんと見てなきゃいけない訳ですよー」
いやー、これも古くさい伝統と言いますか、なんとゆうかねえ。
律は軽い口調でそう言うと、アハハと能天気に笑った。

「あはは。だからさー、一緒に居るのは当然で…てあれ、皆なんで離れていっちゃうの?」
律が気が付いたらいつのまにか和だけでなく、ムギや唯も自分の席に荷物を置くとそそくさと教室を出て行った。唯たちが教室を出たのは、始業式に参加するため体育館に向かうためなので、ある意味当然なのだが。
だが三人は触らぬ神に祟り無しと言わんばかりに、まさしく危険から逃げるように教室から出ていったのだ。唯など「くわばら、くわばら」と民間信仰の雷避けの言葉を小さく呟きながら。

「あれ、何だよみんな。もう、時間?」
気付けばいつのまにやら教室には誰も居なくなっていた。
律の側には先程「形式上の」と言い放った我が主だけが、一人顔を俯かせて立っていた。
「澪、私たちもそろそろ行かないと駄目なんじゃないか」
「律…」
律の言葉に耳を貸した様子もなく、顔を俯かせ静かな声で彼女の名前を呼ぶ澪。
澪のそんな様子を見て、なんとなく危険を(ようやく)感じた彼女の「一応護衛役」は、思わず少し後ずさってしまった。

あれ、何かまずった…?
彼女の退魔師としての経験が、今この時危険が迫っていることを告げる。
だがそれは理解していても、なぜか体がすくんで動けない律だった。
「律の…」
「いや、澪。な、なんかよくわかんないけど。とにかく話しあおう」
剣呑な雰囲気を漂わせる己の主に、律はとにかく落ち着かせようとそう言ってみるが。
「律のー…」
「待て待て澪。ほら、もう始業式始まるし。ご意見ご要望は後でごゆっくりお聞きしますので、あのー」

律のバカー!

澪の叫び声と同時に、二学期最初のベルが鳴った。

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書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
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ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

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