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先輩たちの事情【1】 -あとがき-

Category : SS( 先輩たちの事情 【1】 )
またもやちょい中途半端な処でUPしちゃいました。
今回は短くちょいちょいUPして、最後に長くなるかと。
いっぺんにUPするのがちょっと大変なものでして。

このお話は澪ちゃんから途中、紬君へと視点が変わりました。
この次は唯君になりまして、その後律君とまた視点が変わります。
多分全部で四話くらいになると思われます。

あいかわらずこのシリーズはフリーダムに、リラクマ状態で書いてます。
なので後から読み返した時「これ、設定上おかしいやん」なんて事に多々気付いたり。
まあ、最初和ちゃんも女子だったのに、後から男子に変えたりと。
結構アバウトに書いているこのシリーズですから。ま、いいかなと。ダメカシラ?

さて予想外の障害がおきて、やや虚をつかれた形の紬君。
完璧な作戦と思っていても、なんにでも穴はあるものです。
しかしこのままでは終わらせないのが紬君。
唯君も巻き込んで、またもやいろいろと画策するのでした。

続きは一応もう書けていますので、また近々UPしまーす。ではー。

「先輩たちの事情【1】」を読んで頂きありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

先輩たちの事情【1】 - 06 -

Category : SS( 先輩たちの事情 【1】 )
「…とにかく文芸部としては申し訳ないんですけど、今回軽音部への協力は出来ません」
その旨をお伝えしておきます、と言うと部長は軽く頭を下げて部室を出ていこうとする。
「ぶ、部長」
「戻りましょう、秋山さん」
部室に入ってからずっと、部長の剣幕に押され気味だった彼女。
おずおずとした様子で俺たちと部長を何度か交互に見た後、「ごめんんさい」と言って一度頭を深く下げると、部長と共に部屋を出て行った。

「…な、何がなんだか」
夏の台風のようにやってきて、すぐに去っていった文芸部の部長を思い出しているのか。
律君はついさっき部長と秋山さんが出て行ったドアを呆然と見つめながら、脱力気味にそう呟いていた。

To be continued…

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先輩たちの事情【1】 - 05 -

Category : SS( 先輩たちの事情 【1】 )
部長さんの言葉に、僕はやや疑問を抱きつつも。
頭の上にクエッションマークが浮かべる僕たち。
そんな僕たちを見て、文芸部の部長は一度コホンと咳払いする。

「今年の新入生歓迎会では、軽音部の持ち時間を超えてもずっとライブを続けて…」
そのせいで、後に控えていた落語研究会の発表時間を無くしてしまったり。
部長はそう言いながら、数えるように指を一本立てた。

「へ?あ、あれは落研(落語研究会の略)の先輩が風邪を引いてそれで…」
「一学期の終了式の終わりに、許可なく勝手に教室でライブを始めたり」
唯君の話を遮り、指を一本から二本に増やして話す部長。

「いや、あれは他の学校に転校する奴がいて、そいつのはなむけに…」
「学祭では部長である貴方自身が、ステージ上でばったり倒れて」
後がいろいろ大変だったらしい、て生徒会役員がそう話してたわ。
文芸部部長は今度は律君の話を遮ると、指を三本にした後でそう付け足した。

「いや、あれは…俺が体調管理を怠ったせいで」
「とにかく、今の軽音部にはいろいろ問題が多い…ということで、生徒会の方でも目を光らせているそうよ」
部長が少し呆れたような口調になりながら、そう教えてくれた。
「あらら。いつのまにか生徒会に目をつけられてたんだ、僕たち」
「うーん、由々しき事態だね、唯君」
そう言いながらも、内心ちっとも由々しいとは思っていない僕と、多分右に同じの唯君。

「く、生徒会へ。あの紅い眼鏡野郎も確か生徒会…」
横からブツブツとそう呟く律君は、どうやら恋のライバル(と彼が勝手に決め付けている)である相手を思い出しているようだった。声に何とも苦々しさが篭ってる。

「とにかくそんな問題の多い今の軽音部に、うちの可愛い後輩をほいほいと差し出す訳にはいきません」
「いや、そんな差し出すって。別に取って喰おうという訳じゃあ…」
部長の話に、律君が困ったような顔をした。
うんうん、そうだね、律君。わかってるよ。本当はそうしたいのは山々なんだよね。
でも、まあそれを今言う訳にはいかないしね。
「そうです、僕たちはそんなこと思ってもいないです。僕たちは基本紳士です」
まあ、うちの部長はどう思っているかはわかりませんが…、と内心で付け足す僕。

「そうです、僕たちはえーと紳士、そう紳士なんです。…あ、でも確かにうちの部長は秋山さんを取って喰いたいとおもゲホ!?」
例えそれが事実そうであったとしても。
今この場ではかなり問題になりそうな発言をする唯君の腹に、僕は鋭く肘を決めた。
僕はお腹を抑えて、やや前のめりになる唯君に内心で「ごめんね」と謝っておく。

「と、とにかく。あくまで純粋に部活動の一環としてですね、俺たちは新曲のために彼女に協力を…」
そんな漫才みたいなことをしている僕達を尻目に。
律君は文芸部部長のうち(軽音部)に対する、悪しき誤解を解こうと必死に説明していたけれど、どうもいま一つ効果はない様子だった。

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先輩たちの事情【1】 - 04 -

Category : SS( 先輩たちの事情 【1】 )
「あの、それで歌詞の件が何か…」
どこか不審げな態度を取る部長さんに、再度律君が声を掛ける。
「その件で、今日は文芸部の部長として軽音部にお話があり伺いました」
「え、お話?それって一体…」
部長さんが何の用事だろう?、と素朴な疑問を抱えた僕たちを無視するかのように。
「単刀直入に言います」
どこか真剣な雰囲気を醸し出しながら、文芸部の部長は律君の言葉を遮ぎり、宣言するかのような口調でそう言った。
ふと僕が秋山さんの方を見てみると、彼女はなんだか困ったような表情を浮かべながら、どこか落ち着かない様子で自分が所属する部の部長を見ていた。

「文芸部の部長としては、部員が他の部に掛け持ちすることを認めません」
「「「へ?」」」
部長の発言に思わず声を揃える僕たち。
「ぶ、部長…」
「大丈夫よ、秋山さん」
どこか困ったようにおずおずと声を掛けてきた二年後輩の彼女に、部長さんは優しく微笑みかけていた。だが僕たち軽音部の面々には、彼女に向けた優しさはどこへやらといった感じの文芸部部長。

「それはどういう意味ですか、部長」
部活の掛け持ちを禁止するなんて、そんな校則はなかったと思いますが。
内心はともかく、僕は至って冷静な口調を崩さずそう聞いてみる。
「それどころかうちの学校の、特に文化系のクラブは、他の部との交流が昔から盛んだって聞いたことありますけど」
唯君も僕に加勢するように、そう言ってくれた。

「確かにうちの学校では、そうした一面もありますが…」
二人の反論にも、文芸部部長は動じる様子はない。
「ただ今回の件に関しては、校則や他の部とは別に」

文芸部の総意として、軽音部への協力をお断りさせていただきます。

きっぱりとした口調で、そう宣言する部長。
「「「えー!!!」」」
部長の思いもよらぬ強固な態度に、俺たちはまたもや声を揃えてしまった。

「な、なぜですか?」
文芸部の一存とは。僕たち知らぬ間に、文芸部に何かしたのだろうか?
何一つ思い当たる節が無かった(あくまで僕個人としてはだけど)ので、僕はとりあえずそう聞き返してみる。

「理由は、その…。こ、今年の軽音部は新学期当初から、いろいろ問題を起こしてますよね」
「え?」と律君。
「何したっけ、僕たち?」とは唯君。
「さあ?」と僕は首を傾げる。本当に覚えがない。それにしても、さっき一瞬のことだったけど。
僕の問いかけに、部長さんの口調がなんだか詰まり気味になっていたような…。

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先輩たちの事情【1】 - 03 -

Category : SS( 先輩たちの事情 【1】 )
「なんだよ、他の問題って」
「別にー」
律君のちょっぴり不機嫌さが混じった声に答えたのは、僕ではなく飄々とした感じで少し笑う唯君だ。
「くっ」
そんな唯君の態度を見て、律君はなんだか苦虫潰したような顔をしている。
そんな顔をする彼にはちょっと悪いけど、僕と唯君は完全に今の状況を楽しんでいた。

もちろん楽しんでばかりじゃなく、僕は僕なりに彼の恋を応援しているつもりだった。
唯君だってそうだろう。ま、ちょっと遊んではいるけれど。
律君は僕たちを見ながら何か言いたそうだったけれど、結局口を閉ざした。
今は何を言っても無駄だ、とそう判断したんだろう。賢明な判断だね、律君。

「ま、とにかく僕たちは気軽に待つ…」
とりあえず僕は雰囲気を変えようと思った時、音楽室のドアが音を立てて開いた。
あ、来てくれたのかな?
咄嗟に彼女が来たのだろうと僕は思ったし、他二人も同じようだ。
律君を見ると彼女が来て急に緊張してきたのか、少し顔が強張っていた。
…律君、今からそれでどうするんだい。

僕の予想は、半分だけ当たっていた。
半分だけと言うのは確かに今、ドアの開いて入ってきたのは秋山さんだったけれど、彼女一人だけではなかったから。
「あ、文芸部の…」
律君がはっとした顔をしながら、彼女の隣に居るもう一人の女子を見ている。
「どうも。こんにちわ、田井中君」
秋山さんの隣に居たのは、文芸部の部長さんだ。
律君は以前部長会議に参加したときにでも会って、部長さんの事を知っていたんだろう。

「誰?」
「文芸部の部長さん、三年生だよ」
疑問の声を上げる唯君に、僕が小声で教えてあげた。
部長でもない僕が、文芸部部長さんを知っている理由は…まあ、また今度。
それにしても秋山さんが来るのは当然としても、なぜ一緒に文芸部の部長さんが?

「あの、今日は何か…」
「秋山さんから事情は聞きました」
二年先輩の部長に、律君が今日の突然の訪問の理由を聞こうとしたけれど、それを遮るように部長さんがそう言った。
「事情?」
「秋山さんが軽音部から、歌詞を書いて欲しいと依頼された件です」
「…ああ」
納得する律君をどこかジト目で見つめていた文芸部部長は、彼から視線をはずすと今度は部室の中を軽く見渡していた。

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Author:書き人知らず知らず
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律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

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