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文芸部からの助っ人【前編】 -あとがき-

Category : SS( 文芸部からの助っ人 【前編】 )
いっぺんにUPするのがちょっと大変なので。
ちょい中途半端な処かもしれませんが、前編として一部UPしました。

一日風邪を引いて休んでいる間に、律君が思ってもいなかった事が。
他の女子からいろいろ声を掛けられても、少しも動じない律君。
しかし澪ちゃんの突然の登場には、ちょっぴり焦り気味です。

もちろん紬君や唯君は、この状況をかなり楽しんでいます。
しかし唯君はその楽しみの代償?としてか。
現在ちょっと死線を彷徨ってます。

後編も一応もう書けていますので、近々UPしまーす。ではー。

「文芸部からの助っ人【前編】」を読んで頂きありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

文芸部からの助っ人【前編】 - 05 -

Category : SS( 文芸部からの助っ人 【前編】 )
その女子は間違いなく文芸部所属で、俺の幼馴染の…絶賛片思い中の相手。

- 秋山澪。

「え?え?ええー!?」
彼女に依頼していたなんて!
そんな驚きの事実に、俺はちょっと叫んでしまう。

「こちら文芸部の秋山澪さん。今回我々にご協力をとお願いしてまして」
「あ、ああ…」
紬がわざとらしく、俺に彼女を紹介してきた。
…た、楽しんでるな、お前。
と、そう思い紬を睨みつけたが、睨まれた方は至って平然としていた。

「り…つ、くん。ギブ…ギ…」
彼女の突然の出現に、俺は唯の首に腕を回している事をすっかり忘れてしまっていた。
力ない声でギブアップの声を上げる唯の声を無視して、俺は彼女をじっと見詰めてしまう。
紬の策略によって(推測だけど)軽音部の部室へとやってきた彼女を見て、俺は無意識に腕の力を強めてしまっていたようだ。

「り…つ…」
俺が顔面蒼白になっている唯に気付いたのは、…随分後の事だった。

To be continued…

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文芸部からの助っ人【前編】 - 04 -

Category : SS( 文芸部からの助っ人 【前編】 )
「何、これ?」
「文芸部がこの間の学祭で発行した同人誌だよ」
「へー、そんなの学祭で出してたんだ」
「まあ、律君は知らないと思ってたけどね」
俺の素直な感想に、紬も苦笑してる。

「文芸部ねえ…」
俺は紬から渡されたその雑誌を、ぱらぱらと流し読みしてみた。
なるほど、小説とかコラムとか。いろいろあるんだな。俺、普段本なんて読まないからなー。
「律君は普段は音楽雑誌か、あとHな雑誌しか読まないもんね」
「うん、そうだな…て、ち、違うわ!音楽雑誌はともかく、そんなの読んでねーよ!」
唯の言葉に思わず頷きそうになった俺は、慌ててそう否定した。

「まあまあ、律君。健全な男子高校生ならそれは当たり前だよ」
紬がフォローのつもりかなんだか知らないが、そんな事を言ってくる。
「いや、だから…」
「そうそう、今は僕達男三人だけなんだから。隠す必要なんかないよー」
いつもの能天気な口調で、唯もそう言ってくる。
「そ、そうかな…。ま、まあそりゃちょっとは」
「やーい、律君のH」
「おい、唯!」
からかってくる唯の首を、俺は立ち上がって腕で絞めようとしたとき、部室のドアを叩くノックの音が聞こえた。

「あ、来てくれたみたいだね」
紬がすっと立ち上がってドアの方へと向かう。
「おお、来たか」
唯の首を絞めながら、俺はドアの方へと向かう紬を見る。
「り、律君…、ギブ、ギブ」
ギブアップ宣言する唯の声を耳にしながら、ふと俺はある事を思い出していた。
文芸部…?あれ、確か彼女も…。

「ようこそ、いらっしゃいました。我が軽音部へ」
ささ、どうぞどうぞ、と部室の中へと来客を導く紬。
招かれた客の方はひどくおずおずとした様子を見せながらも、部室へと静かに入ってくる。
「あ…」
促がされるままに部屋に入ってきた相手を見て、俺は思わず声を上げてしまった。
さっきまで俺はずっと、紬たちが言っていた「歌詞を書いてくれる」相手を男だと思っていた。
だって男ばっかりだぞ、俺たち。そんなバンドが弾く曲に女子が歌詞を、ましてや…。

「あ、…お、お邪魔します」
現在男子ばかりの軽音部部室へとやって来た同じ学年のその「女子」は。
俺を見ると、少しためらいがちにそう言って軽く頭を下げた。

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文芸部からの助っ人【前編】 - 03 -

Category : SS( 文芸部からの助っ人 【前編】 )
紬の話を要約すると。
以前からうちの軽音部には、新曲はあっても、その曲に合わせる歌詞がなかった。
学祭で演奏した曲はほとんど、以前軽音部にいた先輩たちが残してくれたものだった。
それはそれでいいけれど、やはり自分たちのオリジナルの曲も作りたい。
…そう俺たちは常々思っていた。
だが曲自体は紬が作れるのだが、歌詞となると三人ともからっきしだった。

だが先日の学祭の折り、うちのバンドに合わせた歌詞を書いてくれそうな相手を、紬が見つけたとのことで。紬はすぐにその相手と交渉を始めたらしく、相手から「ちょっと考えさせて欲しい」との返答を貰っているとのことだった。
「で、とりあえず一回うちの部へ遊びに来てみない、て誘ってみたんだ」
唯がティーカップ片手にそう言った。
「なるほど」
そう一度答えた後、腕を組みながら俺は少し考える。

「歌詞ねえ。ま、確かに書いてもらえるならそれは助かるけど…」
「そうだね。それで今日来る事になってるから」
「ん?あー、その歌詞を書いてくれる奴?」
「そうだよ」
部長として歓迎の意を現してね、律君。
そう言ってニコリと笑顔を浮かべる紬。
「おお。今後うちの部を発展させる、大事な戦力になるかもしれない相手だからな」
部長として張り切ってお迎えするぜ!
俺は右手に力を込めて、高らかにそう言った。

「…ところで、それって誰よ?」
歓迎は当然するとして、肝心な部分をまだ聞いていないような…。
第一その人って先輩?それとも俺たちと同じ一年?
「僕達と同じ学年だよ」
呟くように言った俺の言葉に、唯が答える。
「ふーん、どこの部の奴?合唱部とか、ジャズ研の誰かか?」
しかし合唱部に男なんて居たか?ジャズ研なら四組の加藤が居たけど。
でもあいつ、普段歌詞を書いてるようなタイプには見えないけどなぁ。
俺はぼんやりとそんなことを考える。

「どっちもハズレ。文芸部だよ」
「へ?文芸部。なんで文芸部の奴が歌詞なんて書くの?」
「律君、もしかして文芸部の活動は本を読むだけ、とか思ってない?」
唯がちょっぴり呆れた顔をしながら俺を見てる。
「確かにそれもあるけどね。文芸部は他にも小説を書いたり、詩を書いて発表とかもしてるんだよ」
紬がそう言いながら、俺に一冊の雑誌を渡してくれた。

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文芸部からの助っ人【前編】 - 02 -

Category : SS( 文芸部からの助っ人 【前編】 )
それ以外にもなんやかんやと話しかけられて、その都度時間を食ってしまい。
気付いた時には、いつのまにやら唯たちはいなくなっていた。
二人は俺を置いて、さっさと部室に行ってしまったのだ。

「あはは、それはそれは大変だったね」
唯がちっともそうは思っていない口調で、苦笑交じりにそう言う。
「ま、心配してくれるのはありがたいんだけどさ」
正直女の子たちから「大丈夫」と何度も聞かれる度に、「只の風邪だから」と毎回説明するのは面倒くさい限りだった。
でもそれは、ライブ中にひっくり返った俺が悪いんだろうけどね。

「罰当たりだなー、皆律君の事を心配してのことだよ」
先にはケーキが付いたフォークを少し揺らしながら、嗜めるように言う唯。
「わかってるよ、感謝はしてますよ、ホント」
「まあ、とにかく大した事なくて良かったよ」
そう言った紬は、唯に紅茶のお代わりを確認している。

「まあ、そうだな。でも一日学校休んだせいで、ノートを映すのが面倒くさかったぜ」
紬は「そうだね」とニコニコしながらそう言うと、唯にお茶の味はどうかと聞いている。
「最高だよ、紬君!」とは唯の返答を聞いて、紬は満足そうな様子だ。
紬は家では執事さんから紅茶を入れてもらっているような、お金持ちの家の息子なのに。
なぜかここでは、いつも自分が「執事」のように振る舞いたがるから不思議だ。

ちなみに俺は唯とは違って、甘い物はそんなに好きじゃない。
なので普段はケーキは遠慮して、紬が家から持ってきてくれた非常に高価(なのだろう、味がすごくいいから)紅茶のみをじっくりと堪能させてもらうばかりだ。
俺たち三人は一旦席に着き、午後のお茶の時間を楽しむことにした。
学祭ライブを終わった今となっては、無理して練習しようとも誰も思わず、ひたすらだらだらと部室で過ごす若き男子高校生三人組。

そんなある意味怠惰で贅沢な時間の途中。
紬が何かを思い出したように、「ああ、そうだ」とふと声を上げた。
「律君にちょっと言い忘れてたことがあったよ」
ティーカップを優雅に皿に戻した紬は、また鷹揚とした様子で笑顔を浮かべながらそう言った。
「は?なんだよ?」
「いやー、僕としたことが。失敬、部長には真っ先に言っておくべきだったのに」
「そうだね、紬君」
唯は紬の言わんとすることが理解できたのか、俺を置いて二人してうんうんと頷きあってる。

「だから、何だよ」
もったいぶる二人に、俺はちょっと苛々してしまう。早く言えよ。
「いや、実はね…」
そう言って紬は、俺が一日休んでいる間にあったことを教えてくれた。

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書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
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ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

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当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
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